リヴァプールでの初陣に臨むクロップ監督「選手たちはとても熱心」

　17日に行われるプレミアリーグ第9節で、リヴァプールは敵地でトッテナムと対戦する。リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ新監督が15日、新天地での初陣となる同試合へ向けた会見に臨み、クラブ公式HPがコメントを伝えている。

　8日に就任が発表されたクロップ監督は、「3日間の非常に素晴らしい練習を行えた。我々の要求を理解するため、選手たちはとても熱心に話を聞いてくれている。大きな変更を行う時間はなかったから、少しネジを締めることに挑んだ。ほとんどの時間は全スタッフとともに働いたよ」と、短い期間での調整を振り返った。

「フットボールは我らが愛する素晴らしいゲームだ。全てが劇的で、速く、激しい。しかし、歴史を振り返ると、ミスの起こらない試合なんてない。我々は人間として、いつだって失敗について考えている。そこから学ぶ必要があるんだ」と自身の哲学を主張している。

　また、就任会見で自身のことを“ノーマル・ワン（普通の人）”と表現した同監督は、リヴァプールへ到着した際の写真がインターネット上で大量に公開されていたことに驚いたという。「昨日2人のアシスタントとディナーに行ったら、写真撮影を頼んできた人がいたけど、断ったよ。ツイッターの写真だと、私がいつもレストランやバーにいるように見えるじゃないか。そういうタイプの男じゃないんだ」と、サポーターに注意喚起した。

　そして、自身に似ている人とリヴァプールで会ったか問われると「いいや、まだ見ていない。私に似ている人はたくさんいるね。ベストとはいえない髭剃りを使っていて、面白いメガネをかけているんだ」と、冗談を口にしている。