マンチェスター・Uに所属するV・バルデス(写真は5月のもの) [写真]=Arsenal FC via Getty Images
マンチェスター・Uのルイ・ファン・ハール監督は、構想外となっている元スペイン代表GKビクトル・バルデスにトップチームの練習参加を禁じたようだ。さらに、同選手に他のプレミアリーグのクラブへ移籍することを禁止する措置を取っている。イギリス紙『デイリーメール』など複数メディアが30日付で報じた。
V・バルデスは今夏、ファン・ハール監督に言い渡されたU-21チームへの降格を拒否。この反抗によって生じた指揮官との確執は、同選手がベシクタシュへの移籍を固辞したことでさらに悪化したようだ。
報道によると、同監督はトップチームがトレーニングを行っている時間にV・バルデスが練習場に立ち入ることを禁止した模様で、例えばトップチームが午前中に練習場を使う場合、同選手は午後に独りで練習を行わなければならなくなるという。そしてチーム練習をする際はU-21やU-18のユースチームと練習するよう命じられているため、V・バルデスは実質的にトップチームの選手との接触がなくなることになる。
また、同選手にはリヴァプールやチェルシーなどプレミアリーグの強豪クラブからの関心が報じられていたが、マンチェスター・UはV・バルデスとの契約解除は認めるものの、国内クラブへの移籍を禁止する条件を追加するようだ。