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レンタル組の多さを批判されたチェルシー…幹部が反論「難しい仕事」

2015.09.12

左からでモーゼス、クアドラード、サラー [写真]=Getty Images

 チェルシーのテクニカル・ディレクター(TD)を務めるマイケル・エメナロ氏が、クラブが有望な選手を抱えながら、その多くをレンタルで貸し出していることへの批判に反論した。イギリスメディア『BBC』が報じている。

 チェルシーは今シーズン、ナイジェリア代表MFヴィクター・モーゼスやコロンビア代表MFフアン・クアドラード、エジプト代表FWモハメド・サラーら30人以上の選手をレンタル移籍で他クラブに貸し出している。そのため、一部メディア等からクラブが才能を貯め込んでいると批判されている。

 しかし、エメナロTDはクラブ公式チャンネルのチェルシーTVで「成功を収めることと必要な時に必要な選手を確保しているというバランスを獲ることは、難しい仕事だ」と批判に反論した。

 続けて、「成長が足りていない選手もいる。たとえば、ヴィクター(モーゼス)だ。我々はチェルシーで試合に出てほしいと思っているが、彼はもっと成長できると我々は考えている。それには、経験を積む必要があるだろう。非常に才能豊かな選手だ」とコメントしている。

 今シーズン、ローマへレンタル移籍しているサラーは、昨シーズン、レンタル移籍先のフィオレンティーナで9ゴールを挙げた。エメナロTDは「トップクラブに行った選手は、我々が悪い選手を獲得していないということを証明している。昨シーズンのサラーのようにね」と語り、サラーの活躍はチェルシーのポリシーが正しいことを裏付けていると強調した。

 また、昨シーズン2月にフィオレンティーナから2330万ポンド(約43億3000万円)で獲得したクアドラードについては、自信を取り戻すためにユヴェントスへレンタル移籍させたという。最後に「選手によっては、正しい時期ではなかったということもある」と付け加えている。

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