4節を消化し唯一全勝のマンチェスター・C [写真]=Getty Images
先週末、第4節が終了したプレミアリーグ。
ここまで4試合を終えて全勝しているのはマンチェスター・Cのみであり、クリスタル・パレスやレスター、スウォンジーといった伏兵が上位を独占している。
今週からインターナショナル・マッチウィークがスタートするためプレミアリーグはミニブレイクに突入するわけだが、ここまで全40試合の“ある内訳”がかなり変わったものになっているようだ。
イギリスメディア『スカイスポーツ』によれば、この40戦のうちホームチームが勝利したのはわずかに9試合。アウェーチームが勝利したのはその倍近い17試合だったそうだ。
これを勝率に直すと以下のようになる。
・ホームチームの勝率:22.5パーセント
・アウェーチームの勝率:42.5パーセント
ホームアドバンテージが大きいサッカーにおいて、22.5パーセントという数字は低い数字だろう。
今シーズンここまでホームゲームで勝利できていないのは20チーム中13チーム。なかでもウェスト・ハムは2勝2敗で8位につけているのだが、この2勝はアウェーでの勝利である。当然、2敗はいずれも本拠地アプトン・パークでの黒星であり、ちょっと不思議な戦績だ。
同メディアによれば1888年以降のホームチームの勝率は減少傾向にあり、1895年は65パーセントだったにもかかわらず、2012-13シーズンは42パーセントだった。一方でアウェーチームの勝率は上昇しており、昨シーズンは31パーセントを記録している。