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リヴァプールがスアレスの移籍金140億円で獲得した8名…その評価は?

左からランバート、オリジ、ロヴレン、バロテッリ、ララーナ、マルコヴィッチ、カン、モレノ [写真]=Liverpool FC via Getty Images

 昨年夏、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスはリヴァプールに7500万ポンド(約140億円)もの移籍金を残してバルセロナへと旅立った。

 同年夏、リヴァプールはこの資金を使い8名の選手たちを補強。あれから1年が経過した彼らの現状について、イギリス紙『デイリー・メール』がまとめていたので紹介する。

■マリオ・バロテッリ(FW/イタリア代表)
1600万ポンド(約30億円)で獲得→ミランへローン中

 ミランにローンさせることで、リヴァプールはようやく片を付けた。ブレンダン・ロジャーズ監督はこのトラブルメーカーなFWとすぐに手を切ることはできなかった。多くの人間が彼は手なずけられないと警告していたのだが…。リヴァプールはこのイタリア人の1年と2日に1600万ポンドを費やした。これはトゥーマッチだったことが証明された。さらに悪いことに、彼の給与の一部をクラブはまだ払わなくてはならない。

▼評価:失敗

■リッキー・ランバート(FW/イングランド代表)
400万ポンド(約7億4000万円)で獲得→300万ポンド(約5億6000万円)でウェスト・ブロムウィッチへ移籍

 ランバートにとって夢のような移籍であったが、散々なシーズンとなったことで、夢は悪夢となってしまった。15歳でリヴァプールから放出された過去のある彼に400万ポンドをロジャーズが費やした時、多くのライバルサポーターたちはせせら笑った。

 3部時代から在籍したサウサンプトンでは207試合で106ゴールをマークしたが、リヴァプールでは25試合2ゴールに終った。シーズン終了前から退団は必至と見られており、300万ポンドでウェスト・ブロムウィッチ(WBA)入りが決まった。

▼評価:失敗

■ラザル・マルコヴィッチ(MF/セルビア代表)
2000万ポンド(約37億4000万円)で獲得→フェネルバフチェへローン中

 彼に同情しないのは難しい。フェネルバフチェへのローンが決定したが、チャンスをほとんど貰えなかった。リヴァプールとしては、プレミアリーグでも活躍できるように準備を整えて欲しいと望んでいるからこそのローンだとしている。2000万ポンドを費やしている時点で、いい印象を残すのは簡単ではない。リヴァプールは将来的構想に彼を含めているが、トルコへの移籍を見守ることしかできない。

▼評価:失敗

■アルベルト・モレノ(DF/スペイン)
1200万ポンド(約22億4000万円)で獲得/現所属

プレミアリーグでの滑り出しはよかったが、その後のパフォーマンスはトーンダウンしてしまった。モレノ自身は1200万ポンドという価格を正当化しようとしたものの、イングランドフットボールに必要とされるものに気がひるんだと認めている。現在はリヴァプールがこの夏350万ポンド(約6億5000万円)で獲得した18歳のジョー・ゴメスの後塵を拝している。モレノにはより攻撃性があるが…。彼がリヴァプールの左サイドにおけるレギュラーとなれるかは時間だけが教えてくれる。

▼評価:失敗

■エムレ・カン(DF/ドイツ代表)
1000万ポンド(約18億7000万円)で獲得/現所属

 彼は今シーズンの中盤において不可欠な役割を果たしている。レヴァークーゼンから1000万ポンドでやって来た男はそれが金額に見合うものだと証明した数少ない選手でもある。彼のユーティリティ性は間違いないものだ。この21歳はMFやCB、右SB、そして過去には左SBでも起用された。だが、アーセナル戦ではルーカス・レイヴァとジェームズ・ミルナーとともに前目で使われた。ハイプレスをかけるために(実際は3センターの左)。その年齢からすればまだ成長できるであろうし、リヴァプールでの株も上げることができる。

▼評価:当たり

■ディヴォック・オリジ(FW/ベルギー代表)
1000万ポンド(約18億7000万円)/現所属

 リヴァプールにおいて自分自身を確立するために真価が問われるシーズンになる。この20歳のFWはまだプレミアリーグデビューを果たしていないが、先週のアーセナル戦ではベンチに入った。昨年7月にリヴァプールは彼のために1000万ポンドを拠出し、同じ月にスアレスが退団した。昨シーズンはリールに留まり、33試合で8ゴールを記録した。リヴァプールとの契約は5年あり、まだ多くの時間がある。だが、まずは世界で最も難しいであろうリーグでデビューしなければならない。

▼評価:結論はこれから

■アダム・ララーナ(MF/イングランド代表)
2500万ポンド(約46億8000万円)で獲得/現所属

 昨シーズンは尻込みしてスタートしたが、今の彼はキャリアにおいて最も重要な時期に突入している。また、来年のユーロ2016におけるイングランド代表の一員になるとも目されている。この27歳のMFは先週のアーセナル戦では腿の負傷によりベンチ外となった。今シーズンはロベルト・フィルミーノとの争いになるだろう。

▼評価:結論はこれから

■デヤン・ロヴレン(DF/クロアチア代表)
2000万ポンド(約37億4000万円)で獲得/現所属

 2000万ポンドという金額は期待を寄せられるものであり、彼自身がこの7月になぜその額をリヴァプールが支払ったのかを証明すると表明した。昨シーズンは厳しいものであった。他のDFたち以上にミスを犯し、セインツ時代の亡霊のように見えた。今シーズンはここまでクリーンシートのハットトリック(3試合連続)であり、彼は輝いている。

▼評価:失敗

 8名のなかで当たりと評価されたのは、エムレ・カンただひとりであった。ロヴレンなど今シーズンはいい評価を得ている選手もいるが、昨シーズンのこともありまだ失敗の範ちゅうを脱していないということだろうか。ただ、彼を含めまだ移籍してから1年しか経っておらず、結論を出すのは時期尚早だろう。これはあくまでの現時点での評価といえるはず。

 世界屈指のクラブであり、相当に高いものが要求されるのがリヴァプールというチーム。そのなかで、現キャプテンのジョーダン・ヘンダーソンは一時、放出寸前でありながら、そこから確固たる地位を築き上げた選手。この8人の真の評価が決まるのはまだ先のはずだ。

(記事提供:Qoly)

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