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岡崎今季初の途中出場…レスターは終盤に同点弾を奪い無敗守る

2015.08.30

同点ゴールを喜ぶヴァーディ(手前)と岡崎(奥) [写真]=Getty Images

 プレミアリーグ第4節が29日に行われ、ボーンマスと日本代表FW岡崎慎司が所属するレスターが対戦した。岡崎は今シーズン初のベンチスタートとなっている。

 レスターは前節のトッテナム戦で1点を先制されながら、絶好調のアルジェリア代表MFリヤド・マーレズが3試合連続ゴールを決めて引き分けに持ち込んだ。連勝は止まったもののチームは好調を続けており、この日も勝ち点3を獲得して上位争いを続けたいところだ。

 試合は序盤からボーンマスが攻勢に出る。24分、ボーンマスのチャーリー・ダニエルズが左サイドからグラウンダーのクロスを上げると、DFに当って浮きあがったところを中央のマックス・グラデルがヘディングシュート。さらに相手に当たったこぼれ球を、カイル・ウィルソンがオーバーヘッドで決め、ホームのボーンマスが先制に成功した。

 1点をリードされたレスターは、ハーフタイムにマーレズを下げて岡崎をピッチに送り込んだ。

 64分、ボーンマスのグラデルが負傷し、試合が中断する。

 レスターは69分にチャンスを作る。ヌゴロ・カンテが左サイドのジェフリー・シュラップへパスを出すと、主ラップが左足でシュートを放ったが、ここはGKアルトゥール・ボルツに防がれてしまう。

 さらに84分には岡崎からパスを受けたシュラップが、エリア内左に持ち込んで再びシュート。しかし、ここは枠の左に外れてしまった。

 徐々にチャンスを作りだしたレスター。86分にカウンターからカンテが前線のジェイミー・ヴァーディへパスを送ると、ヴァーディがドリブルでエリア内に進入する。ボーンマスのスティーヴ・クックがたまらずファウルを冒してしまい、レスターにPKが与えられる。これをヴァーディがゴール右上に豪快に突き刺し、レスターが同点に追いついた。

 グラデルの負傷が影響し、後半のアディショナルタイムは8分と長時間になった。レスターは逆転を目指して攻め続ける。後半アディショナルタイム3分、シュラップが左サイドを突破し、エリア左横から強引にクロスを上げたが、ゴール前に飛び込んだ途中出場のジョー・ドドゥーには合わなかった。

 このままスコアは動かず、1-1で試合終了を迎えた。レスターは2試合連続のドローとなったが、開幕からの無敗を守っている。なお、岡崎は後半から出場し、試合終了までプレーした。

 次節、ボーンマスは敵地でノリッジと、レスターはホームでアストン・ヴィラと対戦する。

【スコア】
ボーンマス 1-1 レスター

【得点者】
1-0 24分 カイル・ウィルソン(ボーンマス
1-1 86分 ジェイミー・ヴァーディ(PK)(レスター

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