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アーセナルとリヴァプールの強豪対決は激闘の末にスコアレスドロー

2015.08.25

先制ゴールは幻となったラムジー(左) [写真]=Liverpool FC via Getty Images

 プレミアリーグ第3節が24日に行われ、アーセナルリヴァプールが対戦した。

 昨シーズン3位のアーセナルは、開幕戦こそ敗れたが第2節のクリスタル・パレス戦では2-1で競り勝ち、今シーズン初勝利を手にしている。一方、リヴァプールはボーンマス戦の決勝点が物議をかもしているものの、開幕から2連勝を飾っている。

 この試合で最初に決定機を迎えたのはリヴァプール。3分、右サイドに抜けだしたクリスティアン・ベンテケがエリア内右で切り返して折り返しのボールを送ると、ニアに走りこんだフィリペ・コウチーニョが右足でダイレクトシュートを狙う。しかし、ここは惜しくもクロスバーを叩き、先制点とはならなかった。

 一方、アーセナルも直後にビッグチャンスを作る。8分、ゴール前でボールを持ったサンティ・カソルラがエリア内左に走りだしたアーロン・ラムジーへスルーパス。これを滑りこみながらダイレクトで狙い、ボールはゴール左下に突き刺さった。アーセナルが先制かと思われたが、ここは惜しくもオフサイドの判定で得点は認められない。

 前半終了間際にリヴァプールが再び決定機を迎えたが、今度はアーセナルの新守護神が立ちはだかる。39分、左サイドでこぼれ球を拾ったコウチーニョが自身の左を走るロベルト・フィルミーノへ浮き球のパスを送る。エリア左横に抜けだしたフィルミーノが鋭いグラウンダーのクロスを供給し、ゴール前のベンテケがダイレクトシュートを放つ。しかし、ここはGKペトル・チェフが驚異的な反応でボールを弾き出し、得点を許さなかった。

 更に攻めこむリヴァプール。45分、エリア左横でボールを持ったコウチーニョがドリブルでエリア内に進入する。鋭い切り返しから相手DFをかわし、右足でカーブをかけながらシュートを狙ったが、またしてもチェフが触ったボールは右ポストを叩き、リヴァプールがチャンスを逃した。このまま0-0で前半を終える。

 後半の立ち上がり、アーセナルが再び決定機を迎える。60分、中盤でボールを持ったアーセナルのメスト・エジルがエリア手前左のカソルラへパス。カソルラが左足でエリア内のオリヴィエ・ジルーへパスを出すと、体を張りながらダイレクトで落とし、走りこんだアレクシス・サンチェスがワントラップから左足シュート。しかし、ここは左ポストの外側に当たり、ゴールネットを揺らせない。

 70分、今度はリヴァプールの守護神シモン・ミニョレがビッグセーブを披露する。エリア手前でラムジー、エジルとボールをつなぎ、右サイドを駆け上がったエクトル・ベジェリンがエリア内に鋭いボールを送る。走りこんだラムジーがワンタッチで触り、ジルーが体を張りながらシュートまで持ち込んだが、GKミニョレが横っ飛びでセーブ。ゴールを割らせなかった。

 両チームともに激しい攻防を繰り返したが、スコアレスのまま試合終了のホイッスルを迎えた。3試合を終え、アーセナルは1勝1分け1敗の勝ち点4、リヴァプールは2勝1分けの勝ち点7となっている。

 次節、アーセナルは敵地でニューカッスルと、リヴァプールはホームでウェストハムと対戦する。

【スコア】
アーセナル 0-0 リヴァプール

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