リヴァプールに所属するバロテッリ [写真]=Liverpool FC via Getty Images
リヴァプールに所属するFWマリオ・バロッテリは、今夏の移籍市場閉幕後もチームにとどまることで、巨額のボーナスを手にすることになるという。13日、イギリス紙『テレグラフ』が報じている。
バロテッリは、ブレンダン・ロジャーズ監督の構想外となっていて、FWファビオ・ボリーニ、DFホセ・エンリケとともに、トップチームとは別に練習を行っている。先日、3選手をあからさまにチームから外したことでJ・エンリケは指揮官を批判していた。
リヴァプールにバロテッリの居場所はなく、クラブも売却を望んでいるようだが、サンプドリアやボローニャといった、セリエAのクラブが関心を示していたもののオファーを提示するには至っていない。そのため選手の代理人を務めるミーノ・ライオラ氏はバロテッリがリヴァプールを出ていかないだろうと述べている。
そして報道によると、同選手は契約2年目もクラブにとどまれば、ロイヤリティボーナスを受けとることになるようだ。
昨年8月、バロテッリは1600万ポンド(約32億円)でミランからリヴァプールに移籍したが、その際50パーセントの減給を受け入れた。それでも週給8万ポンド(約1500万円)に加え、契約にはパフォーマンス関連の条項も含まれている。さらにライオラ氏の交渉により、3年契約にロイヤリティボーナスが付いたため、9月1日を過ぎればボーナスを受けることになると伝えられている。