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モウリーニョ監督、握手拒否のヴェンゲル監督を擁護「義務はない」

2015.08.07

昨年10月の対戦時に言い争うヴェンゲル(左)とモウリーニョ(右) [写真]=Getty Images

 2日に行われたアーセナルとのコミュニティ・シールドで敗戦したチェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督が、握手を拒否したアーセン・ヴェンゲル監督を擁護する発言をした。イギリス紙の『インデペンデント』が5日付で伝えている。

 昨シーズンのリーグ覇者であるチェルシーはFAカップ王者のアーセナルに0-1で敗れた。この試合後、モウリーニョ監督はアーセナルの選手たち全員に握手を求めたが、選手たちの最後尾にいたヴェンゲル監督はモウリーニョ監督と握手をせずに背後を素通りしていた。

 この出来事に関しモウリーニョ監督は「話を大げさにしたくない。もし道端で誰かとすれ違ったとしても、その人物と挨拶する義務も握手する義務もない」と語り、ヴェンゲル監督の態度を非難しなかった。続けて、「本人が望まない限りは、他の監督と握手をする義務があるとは思っていない」と述べ、自らも他の監督と握手する必要性を感じていない旨を明らかにした。

 昨年10月の直接対決では、ピッチ上でヴェンゲル監督がモウリーニョ監督を突き飛ばしており、両者の間には緊張関係があると度々報じられている。

 なお、プレミアリーグは8日に開幕を迎え、チェルシーはスウォンジーと、アーセナルはウェストハムとそれぞれホームで対戦する。

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