プレシーズンマッチのダンディー戦に出場したオースティン [写真]=Getty Images
ニューカッスルがQPR（クイーンズ・パーク・レンジャーズ）に所属するイングランド代表FWチャーリー・オースティンの獲得に近づいている。27日、イギリス紙『デイリー・メール』や『メトロ』など複数メディアが報じた。
2部へ降格したQPRとの契約更新を拒否したことで退団が決定的となり、今夏での去就が注目される26歳のオースティン。昨シーズンはリーグ戦35試合出場で18ゴールを記録し得点ランキング4位に食い込んだことで、複数のプレミアリーグのクラブから関心が集まっている。
オースティン本人はニューカッスル入りを望んでおり、ニューカッスルが争奪戦を一歩リードしているようだ。QPR側が掲示する1500万ポンド（約29億円）の移籍金を巡って交渉が長引いているが、今週中にも合意に達する可能性が高いと報じられている。また、同選手が肩と膝に問題を抱えている可能性があるため、ニューカッスル側は合意前のメディカルチェックを提案しているという。
ニューカッスルを率いるスティーブ・マクラーレン監督は今夏の移籍市場で2人のストライカーの獲得を目指しており、すでにアンデルレヒトからセルビア代表FWアレクサンダル・ミトロヴィッチを移籍金1250万ポンド（約24億円）で獲得している。
なお、オースティンには日本代表FW岡崎慎司が所属するレスター・シティやクリスタル・パレスも関心を持っていると報じられている。