オーストラリアでトレーニングに励むベンゼマ [写真]=Real Madrid via Getty Images
アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督が、レアル・マドリードに所属するフランス代表FWカリム・ベンゼマへの関心を否定した。イギリスメディア『スカイスポーツ』やイギリス紙『インデペンデント』など複数メディアが17日付で伝えている。
ベンゼマに移籍金4000万ポンド(約78億円)のオファーを掲示した、とイギリス紙『サン』に報じられたアーセナル。しかし、ヴェンゲル監督は「移籍話がどこから出てきたのかわからない。その話は現時点では進んでいない」と語り、ベンゼマ獲得に動いていない旨を明らかにした。
アーセナルではフランス代表FWオリヴィエ・ジルーがワントップのファーストチョイスであり、チリ代表FWアレクシス・サンチェス、イングランド代表FWセオ・ウォルコット、同代表FWダニー・ウェルベックなどもワントップとして起用が可能だ。
一方で、レアル・マドリードの指揮官に就任したラファエル・ベニテス監督は、ワントップのファーストチョイスとしてベンゼマではなく、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドかウェールズ代表MFガレス・ベイルを考えているという。
ヴェンゲル監督は「私は今のスカッドに満足している。もし例外的に優れた選手が見つかれば、補強の可能性もあるが」と、今後の補強について言及した。