ベネズエラ戦で決勝点を挙げたフィルミーノ [写真]=Getty Images
リヴァプールがホッフェンハイムに所属するブラジル代表MFロベルト・フィルミーノの獲得に近づいているようだ。23日、イギリス紙『デイリーメール』など複数メディアが報じている。
同紙によると移籍金2800万ポンド(約55億円)での合意が目前で、これは2011年にニューカッスルからFWアンディ・キャロルを獲得した際の3500万ポンド(約68億円)に次ぐリヴァプール史上2番目の金額となる。
フィルミーノは現在、コパ・アメリカ2015にブラジル代表の一員として参加しており、リヴァプールのイアン・アイルCEO(最高責任者)は取引をまとめるため同大会が行われているチリにいるようだ。
同選手は自身の将来について「神の手の中にある」と明言を避け、「今はコパ・アメリカに集中している」と話している。ホッフェンハイムでは攻撃的MFを担うことが多いが、ブラジル代表ではCFとしてプレーし、グループステージ最終節のベネズエラ代表戦では決勝点を挙げる活躍をみせた。
また、リヴァプールはフィルミーノ獲得が決まれば、マンチェスター・Cが獲得を熱望しているイングランド代表MFラヒーム・スターリングの売却に動くと伝えられている。