今季はラージョでプレーしていたカクタ(左) [写真]=Getty Images
チェルシーのフランス人MFガエル・カクタがセビージャに完全移籍することが決定した。19日に、両クラブともに公式サイトを通じて発表している。
祖父が日本人で日系フランス人3世であるカクタは2007年にランスのユースからチェルシーのユースに移籍すると2008年にトップチームでプレミアリーグ初出場を果たす。さらに同年には、当時のクラブ最年少記録となる18歳5カ月でチャンピオンズリーグに出場した。
しかしチェルシーでレギュラーの座を奪うことができず、その後はフルアムやボルトン、フィテッセなどレンタル移籍を繰り返し、今シーズンはラージョ・バジェカーノでプレーしていた。
セビージャは公式サイトでカクタのコメントを以下のように伝えている。
「セビージャのプロジェクトが気に入っている。僕はたくさんのクラブを渡り歩いてきたけど、ここで落ち着くと思うよ」
なお、移籍金や契約期間の発表はされていない。