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アーセナルOBの元英代表キャンベル氏、ロンドン市長選に立候補へ

2015.06.08

イングランド代表の主将も務めたキャンベル氏 [写真]=Shaun Botterill /Allsport

 トッテナムアーセナルなどで活躍し、イングランド代表の主将を務めたソル・キャンベル氏が、ロンドン市長に立候補することが明らかになった。8日付のイギリス紙『ガーディアン』が報じている。

 現在40歳のキャンベル氏は、1992年にトッテナムでプロデビュー。96年からはイングランド代表としても活躍していた。2001年にはライバルのアーセナルに移籍して主力として活躍すると、2006年にはチームをチャンピオンズリーグ決勝へと導いていた。その後は、ポーツマス、ノッツ・カウンティ、再びアーセナル、ニューカッスルでプレーし、2012年に現役を引退していた。

 現市長のボリス・ジョンソン氏は次期イギリス首相の候補にも挙げられており、任期満了後の2016年5月に市長選が行われることになる。キャンベル氏は昨年から保守党に入党しており、ロンドン市長選に立候補する予定だ。

 キャンベル氏は立候補に際し「視野を広く持っている。もちろん自分が本命ではないことはわかっている。でもこの10年、15年の政治家の活動を見てきて、みんな『もっとプロとして働け!』と思っただろう」と、市民の声を代弁した。

 続けて「私はテーブルに新たな議題を乗せたい。私にとっては全く新しい道になるが、情熱を持っているし、何かしなくてはならないと思ったんだ」と、政治に対する熱意を語っている。

 キャンベル氏は、まずは同じ保守党の候補であるザック・ゴールドスミス氏とステファン・グリーンホール氏と争うことになる模様だ。

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