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退屈と批判されるモウリーニョ「支配率高ければ負けても魅力的か」

2015.04.28

アーセナル戦に臨んだモウリーニョ監督 [写真]=Getty Images

 プレミアリーグ第27節の延期分が29日に行われ、チェルシーがレスターと対戦する。27日、チェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が試合に向けての会見に臨み、同クラブ公式HPがコメントを伝えている。

 首位を走るチェルシーは、26日に行われたプレミアリーグ第34節で2位アーセナルを相手に0-0で引き分けたことにより、優勝をほぼ手中に収めている。同試合で負傷したブラジル代表MFオスカルについて、モウリーニョ監督は「オスカルの状態は分からない。しかしすでに退院し、すぐに帰宅した。今日には合流するはずだ」と、明かした。

 アーセナル戦で相手ファンから「退屈なチェルシー」と批判を受けたことについての質問も飛んだ。同監督は「私自身、将来について考えることがある。未来のフットボールはきっと、美しい緑の芝のカーペット上で、ゴールを使わずに行われるんじゃないか。きれいなピッチで、ボールをより支配したチームの勝ちになる。人々は語るんだ『私のチームは素晴らしいプレーをした。非常によくボールを回したよ』と。いいじゃないか」と、皮肉を始めている。

 そして、「でも、ゴールはどうした。我々のようにゴールを多く奪っていても、時には退屈と批判される。70パーセントのボール支配率を保ちながらも勝てないチームに対して、魅力的とでも言うのだろうか」と語ると、「時が経ち、孫と一緒に家でフットボールを見ていると、そこにはゴールがない。我々は選手たちのボール回しだけを見ているんだ」と反論を展開した。

 また、「私の考えはシンプルだ。フットボールというのは、相手のゴールネットを揺らし、相手からゴールを守るスポーツだ」と、考えを口にしている。

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