8人から51人もの選手を起用したブラックプールだったが… [写真]=Getty Images
今シーズンの開幕前、イングランド2部リーグに在籍するブラックプールが話題となった。
夏の移籍市場で選手を大量放出した結果、チームにプロ契約選手が8人しか残らなかったのだ。
そのため、プレシーズンツアーを中止したり、練習試合では練習生として参加していた選手がゴールを挙げたりするなど、ドタバタ劇が続いていた。
あれからブラックプールはどうなったのか? 英紙『Guardian』によると今シーズン、クラブはここまで54人もの選手を試合の中で登録し、実に51人の選手を起用。開幕前には8選手のみだったが7カ月間で6倍もの人数に激増していたのだ。
同紙は「一つのシーズンで51人以上の選手を起用したチームがこれまであっただろうか?」というタイトルで、このニュースを報道。確かに、1シーズンでここまで多くの選手がプレーするケースは珍しいと言える。
ちなみに肝心の成績だが、ブラックプールは今シーズン、第10節まで未勝利と開幕から大きく躓き、最下位に低迷。昨年10月に指揮官交代に踏み切るも状況は変わらず、日に21位のロザラムがブライトンに勝利を収めたことで残留の可能性が消滅。2006-07シーズン以来となる3部降格の憂き目に遭うこととなった。
(記事提供:Qoly)