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敗戦に不満のファンがヴェンゲル監督に罵声「クラブを出て行け!」

2014.12.08

前節、ウェストブロム戦でヴェンゲル監督に対して掲げられた横断幕 [写真]=Getty Images

 プレミアリーグ第15節が6日に行われ、アーセナルは敵地でストークと対戦し、2-3で敗れた。試合後、同クラブを率いるアーセン・ヴェンゲル監督がファンから罵声を浴びていたことが明らかになった。イギリス紙『デイリー・メール』が報じている。

 アーセナルは、ストークを相手に前半だけで3失点を許し、1点差まで詰め寄ったものの同点に追い付くことが出来ず、今シーズン4敗目を喫した。不安定な戦いに終始しているクラブに対し、サポーターの不満は溜まる一方で、この日の敗戦でそれが爆発してしまった。

 試合後、一部のアーセナル・ファンがストーク・オン・トレント駅でロンドンへと戻るチームを待ちぶせした。プラットフォームでは、車両へと乗り込む選手たちへの怒号が飛び交い、ヴェンゲル監督が登場すると大ブーイングで迎えられた。さらに一人のファンが、「俺たちのクラブから出て行け!消え失せろ!」と罵声を浴びせ、怒りを露わにしている。

 ヴェンゲル監督は、1996年から18年に及ぶ長期政権を築き、数々のタイトルをもたらしてきた。しかし、リーグタイトルは2003-04シーズンから10年以上遠ざかっており、今シーズンの不振によってファンは同監督の解任を望んでいる模様だ。さらに、前節のウェスト・ブロムウィッチ戦では、一部のファンが「アーセン、数々の思い出をありがとう。でもお別れの時が来た」などの横断幕を掲げ、要求は高まっている。

 果たしてヴェンゲル監督の長期政権に終止符が打たれるのか、注目が集まる。

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