古巣S・リスボンにレンタル移籍中のMFナニ [写真]=Bongarts/Getty Images
マンチェスター・Uを率いるルイ・ファン・ハール監督が、日本代表FW田中順也が所属するスポルティング・リスボンにレンタル移籍中のポルトガル代表MFナニを呼び戻す可能性が浮上していると、アイルランドのスポーツサイト『ザ・スコア』が報じた。
マンチェスター・Uは、スポルティングに所属していたアルゼンチン代表DFマルコス・ロホを、2000万ユーロ(約27億5000万円)の移籍金に加え、014-15シーズン終了までのレンタル移籍でナニを譲渡することで獲得。8月にナニは2007年夏にマンチェスター・Uへ加入するまで在籍していた古巣のスポルティングに加入している。
それから12週間後、ファン・ハール監督がナニの復帰を望んでいると報じられており、同紙は、同監督が今シーズン初めに採用していた「3-5-2」のフォーメーションから、「4-1-4-1」に変更したことが理由だと説明。マンチェスター・Uはこのフォーメーションの変更でウィンガーが不足しているため、同監督が、スポルティングに復帰して以来、リーグ戦で8試合に出場し2ゴール、チャンピオンズリーグでは4試合に出場し3ゴールを挙げているナニを呼び戻すことを希望していると伝えられた。
なお、もしナニの1月での復帰が実現すれば、マンチェスター・Uがスポルティングからロホの移籍に関する追加の補償金などの支払いを要求される可能性もあると報じられている。