バルセロナ時代のモウリーニョ(左)とファン・ハール(右) [写真]=VI-Images via Getty Images
チェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、バルセロナでアシスタントコーチを務めていた1997年から2000年に、当時バルセロナを指揮していた現マンチェスター・Uのルイス・ファン・ハール監督の陰口を叩いていたことを明かしている。26日のイギリス紙『デイリー・メール』などが報じた。
モウリーニョ監督は1992年から5年間師事したボビー・ロブソン監督と共にスポルティング、ポルト、バルセロナを渡り歩き、97年にロブソン監督がバルセロナの強化部長へと昇格した際、監督を引き継いだファン・ハール監督の下で3年間アシスタントコーチを務め、2度のリーグ優勝などに貢献した。
モウリーニョ監督は自伝『ジョゼ・モウリーニョ:メイド・イン・ポルトガル』の中で当時を次のように振り返っている。
「毎日、私は家に帰ると、ファン・ハールと私のやり方は違うと妻に愚痴っていた。彼との別れは突然訪れた。私がバルセロナを去りたいという理由はどこにもなかったが、ファン・ハールがオランダ代表の監督に就任することになった時、結果的に私も去ることになった。あの時から、私は監督業をスタートさせた。ファン・ハールは私がバルセロナでも影響力を持っていたから彼のコーチングチームに引き入れたいと言っていた」