スポルティング・リスボン戦で指揮を執るモウリーニョ [写真]=Getty Images
チェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、パリSGからの監督就任オファーを2度断っていたことを明かした。スペイン紙『アス』がフランスのテレビ局『TF1』のインタビューに応じたモウリーニョ監督のコメントを掲載した。
モウリーニョ監督によると、自身がレアル・マドリードの監督に就任した2010年とチェルシーの指揮官に復帰した2013年にパリSGからオファーがあったようだ。当時を振り返った同監督は、オファーを断った理由について次のように述べた。
「パリSGでリーグ制覇することは難しいタスクではない。しかし、イングランドで優勝することは誰にっても難しいことであり、だからこそ素晴らしい」
しかし、モウリーニョ監督は将来的にパリSGの指揮官に就任することを否定しなかった。
「私は、自分が居たいと思うクラブで仕事をしたいと思っている。しかし、いつの日か、アブラモビッチオーナーに別れを告げられることがあるかもしれない。パリには素晴らしいクオリティが備わっている。そして今は、偉大な指揮官であるローラン・ブランがいる。オーナーもフットボールについて熟知しているし、レオナルドが素晴らしい基盤を築け上げた」
「選手たちもCLの舞台でプレーし、より多くの経験をしている。バルセロナに対しては準々決勝で対戦して勝利した。今は順調に成長しているとも思う。ただ、CLを獲得するのはそれだけではない。非常に難しい大会なんだ」
(記事/超ワールドサッカー)