トップ2年目迎えたマンUの19歳ヤヌザイ、青天井の向上心

　マンチェスター・Uに所属するベルギー代表MFアドナン・ヤヌザイが、15日に行われたリザーブチームの試合に出場し、ハットトリックを達成した。クラブ公式HPが伝えている。

　ヤヌザイは、マンチェスター・Uが今シーズンのリーグ戦初勝利を挙げた14日のクイーンズ・パーク・レンジャーズ戦に途中出場。試合翌日となったが、U－21サンダーランド戦に出場すると、3ゴールを記録。トップチーム2年目を迎えているが、「ベストを尽くした。リザーブチームでもしっかりとアピールする必要がある」と慢心はない。

　昨シーズンに下部組織からトップデビューを果たすと、リーグ戦27試合で4ゴールを挙げた。今シーズンから、昨シーズン限りで引退した元ウェールズ代表MFライアン・ギグスの背番号「11」を受け継ぐ。期待は大きく、同世代との試合ではさすがの結果を残したが、「守備にも力を注いだ」と課題も自認している。

　今シーズン、クラブはルイス・ファン・ハール新監督を迎えて新たなスタートを切ったが、自身は開幕4試合連続で途中出場。アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアらを補強した大刷新の煽りを受けた形だが、「監督に好印象を与えて、多くの試合に出場したい」と意欲を口にする。

「U－18でプレーしたとしても、毎試合成長しなければいけない」と語る19歳。向上心に陰りは見えそうもない。