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マンC、FFP違反による制裁が理由でFWネグレドをバレンシアに放出

今夏マンCからバレンシへ移籍したFWネグレド [写真]=Getty Images

 マンチェスター・Cを率いるマヌエル・ペジェグリーニ監督が、2013年に獲得したFWアルバロ・ネグレドのバレンシアへの放出はファイナンシャル・フェアプレー(FFP)が理由だと明かした。イギリスメディア『BBC』が報じている。

 マンチェスター・Cは、5月にFFP違反があったとして、UEFA(欧州サッカー連盟)から4900万ポンド(約84億円)の罰金と、今夏から2015シーズンの始めまで選手やスタッフの給与、移籍金などを含む全ての支出総額を現状と同じ4900万ポンドで凍結され、2014-15シーズンのチャンピオンズリーグではメンバー登録を23人から21人まで減らされるなどの制裁を受けていた。

 ネグレドは7月下旬のトレーニングマッチの前半に中足骨を骨折。復帰は11月、もしくは12月になると報じられていたが、移籍市場の閉幕間際に、完全移籍での買い取りが義務となる条件付きでバレンシアへのレンタル移籍が決まった。

 ペジェグリーニ監督はこの移籍に関して、FFPが関係していることだと以下のように説明している。

「全ては選手(の登録数)の制限から始まった。アルバロ・ネグレド放出の決断については、とても重要な理由が2つある」

「まずは、チャンピオンズリーグで使用できる選手の数が制限されている。けがをしているアルバロを使うことはできず、彼がリストから外れることとなった」

「そして彼にとって(移籍は)とても重要なことだった。彼はスペインに戻りたがっていたからね。だからこの決断がクラブにとってベストだと判断した」

 昨夏にセビージャからマンチェスター・Cに加入したネグレドは、昨シーズンの公式戦59試合に出場して23得点を記録していた。

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