エヴァートンへのレンタル移籍が発表されたアツ [写真]=Getty Images
エヴァートンは13日、チェルシーからガーナ代表MFクリスティアン・アツを1年間のレンタル移籍で獲得したことをクラブの公式サイト上で発表した。
先日、エヴァートンを率いるロベルト・マルティネス監督がアツの獲得を公に認めたことから、同選手のグディソン・パーク行きは間もなくと思われていた。そして、13日にアツが同クラブのメディカルチェックをパスし、イギリスの外国人労働許可証を取得したことで、今回の正式発表に至った。チェルシーからエヴァートンへの加入が決定したアツは、同クラブの公式サイトで以下のようなコメントを残している。
「素晴らしいクラブであるエヴァートンに加入することができて、とても幸せな気分だよ。僕にとって、プレミアリーグでプレーすることは夢だったんだ。ようやくその夢を叶えることができた。このリーグはとてもコンペティブなリーグであることを理解している。僕はチームのためにハードワークをこなし、クラブが成功を掴むために貢献したいと思っているよ」
また、アツの加入を切望していたマルティネス監督は、同選手への期待を語っている。
「彼は素晴らしいテクニックを持った才能溢れるプレーヤーだ。それに加え、彼の謙虚な性格は我々のグループとうまく調和することができるはずだ。そういった資質は不可欠なものなんだ。また、彼は“違い”を生むことができるプレーヤーだから、我々のファンを興奮させてくれるだろう」
2013年夏にポルトからチェルシーに移籍したアツは、2013-2014シーズンはオランダのフィテッセに1年間のレンタル移籍で加入。同クラブでリーグ戦28試合に出場し5ゴールを記録するなど、一定の結果を残したものの、チェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督の信頼を得るまでには至らず。昨シーズンに続いて2シーズン連続で武者修行に出されることとなった。
(記事/超ワールドサッカー)