リヴァプールの一員となったU-21ドイツ代表MFエムレ・カン [写真]=Liverpool FC via Getty Images
元ドイツ代表ディートマー・ハマン氏が、古巣であるリヴァプールに加入したMFエムレ・カンに「期待せずにはいられない」と語った。7日にリヴァプール公式サイトが伝えている。
カンは今月3日にレヴァークーゼンからリヴァプールへと移籍した。ハマン氏は、若手を積極的に起用するブレンダン・ロジャーズ監督の手腕を評価しており、カンの獲得もチームの成功につながるだろうとの見解を示した。
「ファンはもっと興奮すべきだ。なぜならカンは、ブレンダン・ロジャーズが望んで獲得した選手だからだ。(ラヒーム・)スターリングを見てみるといい。昨シーズンの(ジョーダン・)ヘンダーソンやジョー・アレンの活躍を振り返ってみるといい。カンに期待せずにはいられないはずだ」
またハマン氏は、カンがチームに素早く適応するだろうと強調した。
「リヴァプールはエムレ・カンにとって、馴染みやすいチームだろう。ブレンダンはここ2年でチームを改善し、若い選手たちがプレーしやすい環境を築いてきた。エムレ・カンは驚くほど素早く順応するはずだ。じっくりと彼を観察する必要はあるが、彼の加入は正解だったと思っている」
2009年からバイエルンユースに所属していたカンは、2012年にトップチームに昇格。2013年からはレヴァークーゼンに加入していた。2013-14シーズンは、ブンデスリーガの28試合に出場し、3ゴールを挙げている。
(記事/超ワールドサッカー)