審判に抗議しに行くモウリーニョ監督(左から2人目) [写真]=Getty Images
イングランドサッカー協会(FA)はチェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督に対して8000ポンド(約136万円)の罰金処分を下すと発表した。イギリスメディア『BBC』が伝えている。
3月15日に行われたプレミアリーグ第30節のアストン・ヴィラ戦でチェルシーのブラジル代表MFラミレスは、モロッコ代表MFカリム・エル・アーマディに対し両足でタックルしたとして主審のクリス・フォイ氏にレッドカードを提示され退場処分となった。
その判定を不服としてモウリーニョ監督がピッチ内まで入りフォイ主審に抗議をし退場処分となった。同監督は、ラミレスがアストン・ヴィラの元イングランド代表FWガブリエル・アグボンラホールに押されたと主張している。試合後「なぜ私が退場処分になかったか理解できない。審判に話そうとしたが全く聞いてくれなかった」とコメントした。
FAは9日に行なった調査で処分を下すことを決定したが、それに対しモウリーニョ監督は処分に対し不満で、FAからの公式文書を待ち、不服申し立てを行うことを考慮している。