退場処分を言い渡され、驚くギブス(左) [写真]=Getty Images
24日、FA(イングランドサッカー協会)は、22日に行われたプレミアリーグ第31節のチェルシー対アーセナル戦で、イングランド代表DFキーラン・ギブスが主審の誤審で退場となった件について、処分取り消しを発表した。
誤審は、同試合の15分に発生。チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールがシュートした際、飛び出したGKのカバーに入ったアーセナルのイングランド代表MFアレックス・チェンバレンがハンドを犯し、試合を裁いていたアンドレ・マリナー主審はPKの判定を下す。しかし、レッドカードはハンドを犯したチェンバレンではなく、イングランド代表DFキーラン・ギブスに対して提示された。
FAは独立委員会を招集。同件について、裁定はギブスではなく、チェンバレンに移ると決定。さらにチェンバレンに移る出場停止処分についても、決定機の阻止ではなく、不当な処分とのアーセナルからの異議申し立てを受け、出場停止処分を取り消すとの決定を発表した。
マリナー主審は誤審を認め、すでに謝罪している。