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欧州大会では史上初の大混戦! ELグループFは4チームが最終勝ち点で並ぶ

2022.11.04

大混戦となったELグループF [写真]=Getty Images

 ヨーロッパリーグ(EL)・グループステージ第6節(最終節)が3日に各地で行われ、グループFは大混戦の結果に終わった。

 第5節終了時点のグループFでは勝ち点「8」のラツィオが首位に立ち、同じく勝ち点「8」のシュトゥルム・グラーツが2位につけ、勝ち点「5」で並ぶフェイエノールトとミッティランがそれぞれ3位と4位となっていた。

 迎えた最終節、3位フェイエノールトと1位ラツィオの一戦は1-0でフェイエノールトが勝利を収めると、4位ミッティランと2位シュトゥルム・グラーツの試合もミッティランが2-0で白星を飾った。

 この結果、4チームは勝ち点「8」で並び、当該チーム同士の勝ち点や当該チーム間の得失点差などで首位に浮上したフェイエノールトが決勝トーナメント・ラウンド16に進出。また、2位となったミッティランが決勝T・プレーオフでチャンピオンズリーグ・グループステージ3位のチームと対戦へ。3位に転落したラツィオはヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)の決勝T・プレーオフに回り、ECLグループステージの2位チームと対戦することとなった。

 データサイト『OPTA』によると、1992年以降のチャンピオンズリーグ(CL)、2009年以降のEL、そして昨季から新設されたヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)を含む主要な欧州大会でグループ内の4チームがすべて同じ勝ち点で終了したのは史上初だったという。

 前節まで首位に立っていたものの、3位に転落し、ELは敗退となり、ECLの決勝T・プレーオフに回ることになったラツィオを率いるマウリツィオ・サッリ監督は試合後、イタリアメディア『スカイ』で「勝利するチャンスはあった」とEL敗退に悔しさを口にした一方で、「戦うチームを見たので落ち込んではいない」と振り返り、次のように続けた。

「残念ながら、デンマークでの敗戦(第2節に1-5でミッティランに黒星)がグループでの得失点差に影響した。ヨーロッパでひどい試合をする余裕はない。これからはヨーロッパカンファレンスリーグで戦うことになる」

 最終的なグループFの順位表は以下の通り(勝ち点/得点/失点/得失点差)。

1位 フェイエノールト(8/13/9/4)
2位 ミッティラン(8/12/8/4)
3位 ラツィオ(8/9/11/-2)
4位 シュトゥルム・グラーツ(8/4/10/-6)

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By サッカーキング編集部

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