原口元気は公式戦6試合ぶりのスタメン出場に(撮影は第4節マルメ戦) [写真]=Getty Imaegs
ヨーロッパリーグ(EL)・グループD第6節(最終節)が3日に行われ、ユニオン・サン・ジロワーズ(ベルギー)とウニオン・ベルリン(ドイツ)が対戦した。
ユニオン・サン・ジロワーズはここまでのELを4勝1分と好スタートで駆け抜け、1試合を残して首位でラウンド16進出を決めた。一方、ブンデスリーガでは首位を走っており絶好調のウニオン・ベルリンは、ELでは2連敗と苦しいスタートに。それでも、第3節マルメ(スウェーデン)戦を皮切りに3連勝を遂げ、2位に浮上した。クラブ史上初参戦となったELで次のラウンドに駒を進めるまで、あと1試合となっている。
ユニオン・サン・ジロワーズに所属しているDF町田浩樹は負傷の影響でメンバー外に。一方、勝てば2位通過が決まるウニオン・ベルリンは、終盤の2得点で劇的逆転勝利を飾った直近のブンデスリーガ第12節ボルシアMG戦からスターティングメンバーを3名変更。原口元気は13日に行われたEL・グループD第4節マルメ戦以来、公式戦6試合ぶりのスタメン出場を飾っている。
試合の均衡は開始早々に破れる。6分、右サイド高い位置に向かった浮き球のボールをクリストファー・トリメルが頭で繋ぐと、パスを受けたシェラルド・ベッカーは背後のスペースに浮き球のスルーパスを送る。抜け出したスヴェン・ミシェルがつま先でコースを変える完璧なフィニッシュを沈め、ウニオン・ベルリンが大きな先制点を挙げた。
その後はスコアレスのまま時間が経過。後半に入っても試合の様相は変わらない。このままタイムアップを迎え、ミシェルのゴールが決勝点となり、ウニオン・ベルリンがELで4連勝を飾った。勝利したウニオン・ベルリンは3位ブラガ(ポルトガル)の結果を待たずに、グループ2位フィニッシュが確定。チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージを3位で終えたクラブとの、決勝トーナメント・プレーオフステージに駒を進める。
今後、11月7日にプレーオフステージの組み合わせ抽選会が行われる。なお、プレーオフステージは2023年2月16日と23日の開催予定だ。その後、ラウンド16の組み合わせ抽選会が2月24日に行われ、3月9日と16日にラウンド16の2試合が予定されている。
【スコア】
ユニオン・サン・ジロワーズ 0-1 ウニオン・ベルリン
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By サッカーキング編集部
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