今季のELチャンピオンに輝いたフランクフルト [写真]=Anadolu Agency via Getty Images
18日に行われたヨーロッパリーグ(EL)・決勝戦で、フランクフルトがPK戦の末にレンジャーズを下し、1979-80シーズン(当時は前身大会のUEFAカップ)以来2度目の優勝を果たした。
試合は57分、レンジャーズのナイジェリア代表MFジョー・アリボにゴールを決められ、フランクフルトはビハインドを追う展開に。それでも、69分にコロンビア代表FWラファエル・サントス・ボレが同点ゴールを記録すると、120分間の死闘を終えて突入したPK戦で5人全員が成功。フランクフルトの守護神・ドイツ代表GKケヴィン・トラップがPKを1本セーブし、レンジャーズとの激闘を制していた。
フランクフルトは今シーズンのELをグループステージから戦い、決勝戦を含む全13試合で得点を挙げている。データサイト『OPTA』によると、2009-10シーズンに大会名が「ヨーロッパリーグ(EL)」と改称されて以降、グループステージから決勝戦までの全試合でゴールを挙げて優勝したのは史上2クラブ目。2018-19シーズンのチェルシー以来の記録だという。
また、フランクフルトは今季のEL全13試合で一度も敗北を喫していない。『OPTA』によると、この記録も2020-21シーズンのビジャレアル、2018-19シーズンのチェルシーに次いで3クラブ目の快挙となっている。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト