EL決勝のレンジャーズ戦を前に対談を行った、フランクフルトの鎌田(右)と長谷部(左) [写真]=Getty Images
ヨーロッパリーグ(EL)決勝のレンジャーズ戦を18日に控え、フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地とMF長谷部誠が対談を行った。18日に、クラブの日本語版公式ツイッターが対談動画を公開している。
クラブ史上初のEL決勝へと駒を進めたフランクフルト。今シーズンの鎌田はELで印象的な活躍を披露しており、12試合の出場で5ゴール1アシストを記録している。また、長谷部は38歳となった今も傑出したパフォーマンスを見せており、今シーズンはブンデスリーガで18試合、ELで6試合、DFBポカールで1試合に出場している。
18日にフランクフルトの日本語版公式ツイッターが公開した対談動画では、2014年からクラブに在籍している長谷部が「クラブが大きくなっていく過程を見ているから、非常に面白い」と、フランクフルトが順調なステップアップを果たしている実感を語った。
一方、長谷部への第一印象を聞かれた鎌田は「怖そう(笑)」とコメント。「怒られそうと思っていました。俺はこんな感じなので、こっち(ドイツに)来る時も『何回キレられるんだろう』と思ってましたけど、意外とそんなこともなく」と、率直な感想を述べた。また、鎌田は長谷部を「基本的に頭が良い。いろいろな監督からずっと使われている理由は、監督がやりたいことをしっかり理解して、表現できる能力に長けているから。ほとんど監督みたいな感じですかね」と評した。
現在のチームについて問われると、鎌田は今シーズンからチームを率いているオリバー・グラスナー監督の印象を「インテンシティの部分と、守備の戦術的な部分を大事にしている」と語り、長谷部は「人柄がそのままやり方に出ているかな。良い人オーラがあるし、真面目で研究熱心で」と表現した。
EL決勝で対戦するレンジャーズについて、長谷部から「試合とか観た?」と問われた鎌田は「ファンは熱そうだなと。ドルトムントとライプツィヒに勝っている」と警戒感を示した。長谷部は「(レンジャーズは)うちと似てサポーターが熱くて、それに引っ張られて決勝まで来たチーム」と分析。グラスナー監督から「相手よりも自分たちだ」と伝えられていることを明かし「自分たちが良いコンディションで良いサッカーができることの方が大事かもしれない」と、決戦に向けて意気込みを語った。
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By サッカーキング編集部
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