フランクフルトを率いるオリバー・グラスナー監督 [写真]=Getty Images
フランクフルトは18日に行われるヨーロッパリーグ(EL)決勝でレンジャーズと対戦する。前日会見を行ったフランクフルトを率いるオリバー・グラスナー監督が意気込みを語った。17日、クラブ公式サイトが伝えている。
グラスナー監督は「ヨーロッパリーグへの思いは2カ月間消えず、どんどん大きくなっている。選手たちの活躍を誇りに思う。トレーニングの印象はポジティブで、集中力、フォーカス、ルーズさがうまくミックスされていて期待できる。今シーズンは選手たちを見て、何が必要かを考えるというフィーリングが身についた。決勝戦に向けてみんな気合が入っている」とEL決勝に向けて良い準備ができていることを語った。
対戦相手となるレンジャーズについては「我々はレンジャーズを非常に慎重に分析した。ウェストハムとバルセロナを混ぜたようなチームであり、オランダの影響とイギリスのメンタリティを持ったチームと見ている。常にデュエルに絡んでくるし、とても頑丈で、ボールを失ったら戻ってこようとする意欲が高い。誰も恥ずかしがって前に進めないということもない。正面から素早くコンタクトして、奥行きのあるプレーをする。また、非常に速いクロスを持ち込み、ペナルティーエリアでのポゼッションも良い」と分析している。
EL決勝は18日にスペインの『エスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアン』(セビージャの本拠地)で行われる。ELファイナリストとなったフランクフルトだが、決勝進出は前身のUEFAカップを制した1979-80シーズン以来のことで、42年ぶりとなる。今季のブンデスリーガでは11位に終わったフランクフルトだが、EL優勝を果たし、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得することができるだろうか。