試合中のブーイングに苦言を呈したピケ [写真]=Getty Images
バルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケが、17日に行われたヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド32ファーストレグ ナポリ戦を振り返った。同日、スペイン紙『アス』が伝えている。
バルセロナはチャンピオンズリーグ(CL)・グループEで2勝1分3敗の3位。惜しくも決勝トーナメント進出に届かなかった同クラブはELへ参入すると、17日行われた同大会ラウンド32ファーストレグでナポリと対戦した。先制点を許したバルセロナは59分にFWフェラン・トーレスのPK弾で試合を振り出しに戻し、逆転勝利を目指して猛攻。しかし、最後までゴールは遠く、試合はこのまま1-1で終了した。
まず、ピケは「3-1、4-1、5-1と簡単に試合を運べたはずだ。たくさん(チャンスが)来たのにゴールを決めることができなかった。気持ちはいいけど、結果はイマイチ」と悔恨。続けて「時間がかかることもあるけど、チャンスはいずれ入る。時間と自信の問題。レベルの高い相手と素晴らしい試合をすることができた。一番悪いのは結果。もっと大きなリードを取りたかった」と悔しさを滲ませた。
度重なる問題行動に加え、今冬に契約延長オファーを断ったフランス代表FWウスマン・デンベレ。同試合で65分から出場したデンベレに対して、本拠地に集まったファンがブーイングを浴びせたことについて、ピケは「抗議をするのは自由だけど、プレーしている最中にブーイングを吹かれるのはチームのためにならない。これまで以上にファンが必要であり、ファンが不可欠。だから、試合終了後に行ってほしい」と懇願。さらに「ファンが動揺しているのは理解できる。しかし、ブーイングがあると気が散ってしまうし、自分たちに有利にならないのが痛いところだ」とファンを慮りつつも、心境を吐露している。
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By サッカーキング編集部
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