18年ぶりEL参加のバルサ…MFペドリ「優勝への強い気持ちを持って臨んでいる」

　バルセロナに所属するスペイン代表MFペドリが、ヨーロッパリーグ（EL）制覇への意気込みを示した。16日にスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。

　バルセロナはチャンピオンズリーグのグループEで3位に終わり、UEFAカップ時代の2003－04シーズン以来、18年ぶりにEL参戦。決勝トーナメント・プレーオフでは、いきなり強豪ナポリ（イタリア）と対戦する。17日にホームでファーストレグ、24日にアウェイでセカンドレグを戦う。

　シャビ監督とともに前日会見に臨んだペドリは、「（優勝候補との呼び声は）重荷ではないよ。チャンピオンズリーグでそうだったように、僕らはトロフィーを勝ち取ることに慣れている」と、クラブ史上初のEL制覇に向けての意気込みを語った。

「ナポリ戦は非常に重要な試合となる。チャンピオンズリーグに残っていたかったけど、（ELには）多くの価値を見出しているんだ。競い、大会を制することへの強い気持ちを持ってヨーロッパリーグに臨んでいる」

　負傷により9月中旬から約3カ月半にわたって戦線を離脱していたが、1月12日のスーパー杯レアル・マドリード戦で復帰して以降は公式戦5試合で2ゴールを挙げているペドリ。「できる限り良い状態で戻ってくることができた。監督も僕を信頼してくれているし、ピッチでその信頼に応えたい」と、シーズン後半戦の活躍に意欲を示した。

　また、ペドリは会見の中でロナルド・クーマン前監督とシャビ監督に言及。「両監督とも僕を助けてくれた。クーマンは、僕が（2020年夏に）加入した時、僕に賭けてくれた。シャビは僕のポジションでプレーしていたし、僕と同じようにサッカーを捉えている。僕ら若手のことをたくさん助けてくれるんだ」と、2人への謝意を口にした。