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ソシエダ指揮官、最終節に逆転でGS突破を決めたチームを称賛「昨日の私が…」

2021.12.10

2シーズン連続でEL決勝トーナメント進出を果たしたアルグアシル監督 [写真]=Getty Images

 レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が、9日に行われたヨーロッパリーグ(EL)・グループB最終節PSV戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 EL・グループB第5節終了時点で1勝3分1敗のレアル・ソシエダは、最終節でPSVを“エスタディオ・アノエタ(レアル・ソシエダの本拠地)”に迎えた。グループステージ突破には勝利が絶対条件の“ラ・レアル(レアル・ソシエダの愛称)”は、43分にFWミケル・オヤルサバルがPKを決めて先制に成功。前半を1-0で折り返したラ・レアルは、62分に再びオヤルサバルのゴールでリードを2点差に広げた。さらに、後半アディショナルタイムにはFWアレクサンデル・セルロートが追加点。試合はこのまま3-0で終了し、ラ・レアルは逆転での決勝トーナメント進出を果たした。

 まず、アルグアシル監督は「“そのアイデアがあれば勝てる”と信じてくれたチームの素晴らしいプレーのおかげで、計画していたことがほぼ100パーセント実現できた。彼らの努力を祝福しなければならない」と選手を称賛。さらに「彼らとファンのおかげで、この素晴らしい勝利を達成することができた。昨日の私が、このチームを誇りに思っていたとしたら、今日はもっと誇りに思っている」とクラブ愛を告白した。

 また、最近ではセンターバックとしての出場が増加傾向にあったスペイン人MFイゴール・ズベルディアを、同試合では中盤で起用したことについて、アルグアシル監督は「今日のあのポジションで、彼は守備でも攻撃でも多くのものを与えてくれると理解していた」と采配の意図を明かした。

 最後に、アルグアシル監督は「未来はベティスだ。私の心の中にはすでに彼らがいる。今やったことは過去のことで、前に進むためには改善する必要がある」と12日に行われるラ・リーガ第17節ベティス戦に向けて意気込みを示した。

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