ミランのEL辞退が決まった [写真]=LightRocket via Getty Images
ミランは28日、2019-20シーズンのヨーロッパリーグ(EL)出場を辞退することを発表した。
ミランはファイナンシャル・フェアプレー(FFP)違反により、UEFA(欧州サッカー連盟)から訴訟を受けていたが、欧州カップ戦における1年間の出場禁止処分を「自発的に受け入れ」たことで、2019-20シーズンのEL不参加が決まった。スポーツ仲裁裁判所(CAS)はミランとUEFAの間で合意が成立したことを発表している。
クラブは公式サイトを通じ、「我々のファンが来シーズンの欧州の大会で応援するチームを見られない事実は悲しいことだが、クラブはFFPを認識し尊重しています。また全面順守を目指すうえで、制裁を受け入れる以外の選択はないと認識しています」との声明を発表した。
ミランは昨年もFFP違反によりUEFAからEL出場禁止処分を受けていたが、CASに提訴して処分取り消しを勝ち取り、18-19シーズンはELに出場。3勝1分2敗でグループステージ敗退となっていた。
なお、18-19シーズンのセリエAで5位だったミランの辞退により、代わりに6位のローマが本戦のグループステージから、7位のトリノがEL予選から参戦することとなった。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト