EL準々決勝でリヴァプールに敗れて肩を落とすドルトムントのん選手たち [写真]=Getty Images
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは、14日に行われたヨーロッパリーグ(EL)準々決勝セカンドレグでリヴァプールに3-4と敗戦。2試合合計4-5でEL敗退となった。試合後、ドイツ代表FWマルコ・ロイスなどのコメントをドイツ誌『kicker』日本語版が伝えた。
ドルトムントはホームで行われたファーストレグで1-1のドロー。敵地アンフィールドに乗り込んだセカンドレグは開始10分で2点を奪い、2-0で前半を折り返す。後半に入って1点ずつを奪い合った後、66分と78分に立て続けに失点。それでも、アウェーゴール数の差でリードしていたが、後半アディショナルタイムに劇的な逆転ゴールを献上し、ベスト4進出を逃した。
この試合で1ゴールを挙げたロイスは、「試合を決めなくてはならなかった。言葉を見つけるのが難しい。前半で見せていたような良いディフェンスも、良いプレーもできなくなっていた。こんな敗戦はゆるされない。とても辛いね」と大逆転での敗戦にショックを受けている様子。
同代表DFマッツ・フンメルスは、「もう試合が決まったように思ってしまったんだと思う。3-1としてから、僕たちはサッカーをすることをやめてしまい、そして怖気付いてしまった。自分たちの責任だよ」と、リヴァプールに勝利を譲ってしまったとコメント。
また、同代表GKロマン・ヴァイデンフェラーも「目標にあと一歩にまで迫っていたのだが、時間によって救われなかったね。この試合は物にしなくてはいけなかったし、ちゃんとサッカーをしなくてはならなかったよ」と敗戦を悔やんだ。
ドルトムントは次戦、17日に行われるブンデスリーガ第30節で、日本代表DF酒井高徳の所属するハンブルガーSVをホームに迎える。
By kicker日本語版