ペッレの先制点を喜ぶサウサンプトンの選手たち [写真]=Getty Images
ヨーロッパリーグ(EL)予選3回戦ファーストレグが30日に行われ、日本代表DF吉田麻也の所属するサウサンプトンとフィテッセが対戦した。
サウサンプトンを率いるロナルド・クーマン監督にとっては、2000年から2001年まで指揮を執っていた古巣フィテッセとの一戦。吉田は先発出場し、EL初出場を果たしている。
試合が動いたのは36分。サディオ・マネのスルーパスに反応したグラツィアーノ・ペッレがペナルティエリア内右に抜け出して、フリーで右足を振り抜く。豪快なシュートは枠の右上隅に突き刺さり、サウサンプトンが先制に成功した。さらに45分、エリア内左へ突破したマネが、相手選手に倒されてPKを獲得。キッカーを務めたドゥシャン・タディッチが落ち着いてゴール左に決めた。直後に前半が終了し、サウサンプトンの2点リードで折り返す。
後半はスコアが動かず終盤に突入。すると84分にサウサンプトンが追加点を奪う。シェーン・ロングが相手の最終ラインでボールを奪い独走で持ち上がるが、エリア内に入ったところで相手GKにブロックされる。しかしそのこぼれ球をフアンミが拾い、エリア内右からクロス。ゴール前でフリーのロングがヘディングで押し込んでチーム3点目を奪った。
試合はこのままタイムアップ。サウサンプトンが3-0の快勝で、ファーストレグを制した。なお、吉田はフル出場している。
セカンドレグは、8月6日にフィテッセのホームであるヘルレドームで行われる。
【スコア】
サウサンプトン 3-0 フィテッセ
【得点者】
1-0 36分 グラツィアーノ・ペッレ(サウサンプトン)
2-0 45+1分 ドゥシャン・タディッチ(PK)(サウサンプトン)
3-0 84分 シェーン・ロング(サウサンプトン)