バレンシア戦で得点したバッカ(左)と祝福するラキティッチ(右) [写真]=Getty Images
24日に行われたヨーロッパリーグ準決勝ファーストレグ、リーガ・エスパニョーラの強豪対決となった一戦は、ホームのセビージャが2-0でバレンシアに先勝した。
この試合、オフサイドが見逃されるという幸運により33分にカメルーン代表MFステファーヌ・エムビアのゴールで先制したセビージャは、直後の36分にコロンビア代表FWカルロス・バッカが追加点を挙げると、その後の決定機は生かせなかったものの2点差で白星を手にした。
試合後のインタビューに応じたバッカは、アウェイゴールを与えずに勝利を収められたことを手放しで喜んだ。
「バレンシアという偉大な相手に素晴らしい試合ができた。最も重要なのはクリーンシートを収められたことだ。僕達は3点目を挙げるチャンスもあったが、彼らも良い対応をしていた」
バッカはその一方で、決勝進出は当確との楽観的な見方を否定し、セカンドレグに向けて気を引き締めた。
「ホームの第1戦で良い結果を収めることができたからといって、アウェイが厳しい試合になることに変わりない。今回と同じように、決勝のつもりで戦うことが求められる。難しくも面白くもあるこの種の試合には、選手なら誰もがプレーしたいものだ」