ヨーロッパリーグ決勝トーナメント2回戦セカンドレグが20日に行われ、ベティスとセビージャが対戦した。
ホームでのファーストレグを0-2で落とし、敵地でのセカンドレグに臨んだセビージャは、20分に先制に成功する。アルベルト・モレノ・ペレスが左サイドからクロスを上げると、ホセ・アントニオ・レジェスが合わせて、ゴールネットを揺らした。前半は1-0で終了した。
後半、セビージャは75分に2点目を記録する。左サイドから絶妙なグラウンダーのクロスが通り、カルロス・バッカが右足で合わせた。セビージャが2-0とリードし、2試合合計スコアを2-2のタイに戻した。そのまま後半が終了。延長戦に突入した。
セビージャは延長前半、104分に左サイドから決定機を作る。ケヴィン・ガメイロが中央へ進入し、ワンツーでペナルティーエリア内に入ってGKと一対一の場面を迎えるが、シュートはGK正面へ。こぼれ球をカルロス・バッカが頭で合わせたが、再びGKに阻まれた。
試合は延長戦でも決着がつかず、PK戦にもつれこんだ。先攻のセビージャは、1人目のビトーロが失敗。対するベティスは、3人目まで連続で成功した。セビージャは2人目から4人目まで成功し、ベティスの4人目、アルフレッド・ヌディアイェが失敗。3-3となって5人目を迎えた。セビージャのイヴァン・ラキティッチが決めた一方、ベティスのノノが枠の左へ外した。PK戦をセビージャが4-3で制し、準々決勝進出を決めた。