リーベル・プレートに所属するFWサビオラ(写真は16日の広島戦) [写真]=兼子愼一郎
リーベル・プレートは20日に行われたFIFAクラブワールドカップ2015決勝でバルセロナと対戦し、0-3の完敗を喫した。古巣との一戦をベンチで見守った元アルゼンチン代表FWハビエル・サビオラが試合後の取材に応じている。
序盤は堅い守備でバルセロナの攻撃を凌いだリーベル・プレートだったが、36分にFWリオネル・メッシに先制点を許すと、後半にはFWルイス・スアレスに2得点を奪われ、欧州王者に完敗。古巣対決となったサビオラに出場機会は訪れなかった。
試合を振り返ったサビオラは、「前半から我慢の展開になり、難しい試合となってしまった。バルサには天才的な才能を持った選手が大勢いて、彼らに攻撃を仕掛けられ、失点を喫してさらに難しくなった」と相手選手を称賛し、先取点が試合を決めたとの見解を示した。
また、「幸運を祈る、と伝えたよ。レオ(メッシ)や(ハビエル・)マスチェラーノと話をした。昔を思い出したし、このような状況でバルサと対戦できたのは素晴らしいことだった」と古巣でプレーするアルゼンチン代表の後輩と言葉を交わしたことを明かしている。
そして、地球の裏側から日本まで応援に駆けつけた大勢のサポーターには、「とても感動的な光景だったし、リーベルのサポーターのことは心から誇りに思う。勝利を届けることはできなかったが、彼らの熱狂ぶりを見せてもらい、とても幸せだったよ」と感謝を述べた。
By サッカーキング編集部
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