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メッシ、2011年大会決勝で対戦のネイマールは「物凄く成長した」

2015.12.15

バルセロナに所属するメッシ(左)とネイマール(右) [写真]=Bongarts/Getty Images

 バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが日本で開催されているFIFAクラブ・ワールドカップ2015を前にインタビューに応じ、14日にFIFA(国際サッカー連盟)の公式サイト『FIFA.com』がコメントを伝えている。

 前回優勝を果たした2011年大会では、決勝戦でサントスに4-0で勝利したバルセロナ。当時はサントスに所属していたブラジル代表FWネイマールが今大会はチームメイトとなり、4年ぶりに日本へ戻ってきた。

 ネイマールの成長について、メッシは「あれから多くの月日が流れた。彼はあれから物凄く成長しているよ、サッカー選手としても人間としてもね。あの時もすでに素晴らしい選手だったけど、今ははるかに良くなっている。彼はさらに完成された選手になった。彼のような選手がチームメイトにいるというのは本当に嬉しいよ」と称え、4年前より格段にステップアップしていると明言した。

 また、今大会に出場している母国アルゼンチンのリーベル・プレートについては、「変な気持ちだ。僕のキャリアの中で、アルゼンチンのクラブと対戦するのはこれまで1度しかなかったからね。しかもそれがエストゥディアンテスとの決勝戦(2009年クラブW杯)だった。とてもタフな試合で、ずっとビハインドを背負っていたが、なんとか同点にして延長戦で勝ったんだ。でも、アルゼンチンのクラブが残っていることはモチベーションにもなるし、リーベルは世界的に見てもビッグクラブだ。もし彼らと対戦することになったとしたら、良い試合になるだろうね」と、対戦を心待ちにしていると語った。

 最後に、現在のバルセロナについて触れたメッシは「僕らは少しずつ変わってきている。今はよりダイレクトプレーを好むチームになった。もちろん、ボールを自分たちが保持するというアイデンティティは失ってないよ、それが僕らのトレードマークであり、優先事項だ。できる限り試合をコントロールして、ポゼッションを高める。だけど今はそれに加えて、タッチ数を減らし、相手のゴール前に進んでいくこともできるようになったんだ、以前と違ってね」と説明し、以前のチームスタイルとは少し進化していると明かした。

 欧州王者としてクラブW杯に出場するために、14日に来日したバルセロナ。17日、横浜国際総合競技場で行われるアジア王者の広州恒大との準決勝で大会初戦を迎える。

By サッカーキング編集部

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