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アーセナルがCL初戴冠に王手! サカの決勝弾でアトレティコ撃破、20年ぶりファイナル進出

2026.05.06

ゴール前のこぼれ球をサカが押し込みアーセナルが先制 [写真]=Getty Images

 チャンピオンズリーグ(CL)・準決勝セカンドレグが5日に行われ、アーセナル(イングランド)とアトレティコ・マドリード(スペイン)が対戦した。

 遂に、今季のCLでファイナルの舞台に進む1チームが決まる。準々決勝セカンドレグ1試合目の対戦カードでは、ともに初の戴冠を目論むアーセナルアトレティコ・マドリードが相まみえる。

 アーセナルは今大会、ここまで行われた全13試合を無敗で終えている唯一のチーム。リーグフェーズでは8戦全勝とパーフェクトな成績を収め、首位でラウンド16へ進出すると、同ステージではレヴァークーゼン(ドイツ)を2戦合計3-1で撃破。準々決勝では守田英正を擁するスポルティング(ポルトガル)と激闘を繰り広げたが、ファーストレグでカイ・ハヴァーツが奪った虎の子の1点が勝敗を分け、2シーズン連続でセミファイナルに進出した。

 一方で、アトレティコ・マドリードはリーグフェーズを4勝1分3敗の成績で終え、14位で決勝トーナメントプレーオフに進むと、同ステージではクラブ・ブルッヘ(ベルギー)に7-4で勝利。ラウンド16ではトッテナム・ホットスパー(イングランド)を2戦合計7-5で破ると、準々決勝ではバルセロナ(スペイン)を2戦合計3-2で下し、実に9シーズンぶりに準決勝へ駒を進めた。

 そんな両者は今季のリーグフェーズ第3節でも対戦しており、当時はアーセナルがホームで4-0と完勝。4月29日にアトレティコ・マドリードのホームで行われたファーストレグは、ヴィクトル・ギェケレシュのPKでアーセナルが先手を取ったものの、フリアン・アルバレスのPKでアトレティコ・マドリードが試合を振り出しに戻し、1-1で“最初の90分間”を終えていた。

 決着がつくセカンドレグに向けて、アーセナルはファーストレグからスターティングメンバーの5名を入れ替え。一方、アトレティコ・マドリードは1名のみの入れ替えにとどめてセカンドレグを戦う。

 試合は序盤からアーセナルがボールを保持する構図となったものの、アトレティコ・マドリードも組織的かつ集中力の高い守備で隙らしい隙を見せず、手数をかけない攻撃でゴールに迫る場面も作り出す。アトレティコ・マドリードは序盤の8分、シンプルな速攻で右サイドを破ったジュリアーノ・シメオネからの折り返しに、フリアン・アルバレスが合わせたものの、シュートは枠の外へ。

 拮抗したまま時計の針が進んだものの、徐々にアーセナルが敵陣へ押し込み続ける構図を作り出す。なかなかアトレティコ・マドリードのボックス内を攻略するには至らなかったものの、ガブリエウ・マガリャンイスらのミドルシュートも用いてゴールに迫っていく。

 このような状況で前半終盤に突入すると、45分に均衡が破れた。アーセナルは最終ラインでボールを持ったウィリアン・サリバが中央を破るスルーパスを通すと、抜け出したヴィクトル・ギェケレシュは、角度のないところから無理にシュートまで持ち込むことはなく、1度ボールをキープ。体制を立て直してクロスボールを送ると、ボックス左で待っていたレアンドロ・トロサールが強烈なシュートを放つ。ここはGKヤン・オブラクに阻まれたが、こぼれ球をブカヨ・サカが押し込み、アーセナルが先手を取って前半を終えた。

 後半に入ると、1点を追いかけるアトレティコ・マドリードが敵陣へ人数をかける場面を増やしていく。立ち上がりの51分には、GKダビド・ラヤを狙ったサリバのバックパスをジュリアーノが見逃さず、アトレティコ・マドリードに決定機が到来したが、ガブリエウの粘り強い対応に阻まれる。アーセナルとしては、ミスで肝を冷やした場面だったが、ガブリエウが見事な守備で危機を救った。

 両チームともに、早めに交代カードを切って戦況を整えていき、後がないアトレティコ・マドリードに関しては、66分の時点で5枚の交代カードすべてを使い切る。アトレティコ・マドリードが最後の交代カードを切る直前、アーセナルは途中出場していたピエロ・インカピエが絡んで決定機を構築。左サイドで幅を取ったトロサールからのスルーパスで、インカピエが背後へ抜け出すと、グラウンダーの折り返しにギェケレシュが合わせたが、シュートはクロスバーの上へと外れた。

 終盤はアトレティコ・マドリードがシュートシーンを増やしていき、マルコス・ジョレンテ、アレクサンダー・セルロート、さらにはアレックス・バエナらが次々にゴールを脅かしたが、GKラヤの守るゴールを陥れることはできない。試合はこのままタイムアップを迎えた。

 前半終盤にサカが奪ったゴールが勝敗を分け、アーセナルが2005-06シーズン以来、実に20年ぶりにCLファイナルの舞台へ駒を進めた。一方のアトレティコ・マドリードは、10年ぶりのCL決勝進出は叶わず。今季限りでの退団が決まっているアントワーヌ・グリーズマンにとっては、これがアトレティコ・マドリードでの“ラストCL”となった

 決勝は5月30日、ハンガリーの首都ブダペストに位置する『プスカシュ・アレーナ』にて開催。勝利したアーセナルは、バイエルン(ドイツ)とパリ・サンジェルマン(フランス)の勝者と対戦する。

【スコア】
アーセナル 1-0(2戦合計:2-1) アトレティコ・マドリード

【得点者】
1-0 45分 ブカヨ・サカアーセナル

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By サッカーキング編集部

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