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「ジョークかと思った」ベリンガム、PK蹴り直しには不満も「チェルシーは勝利に値した」

2023.03.08

ドルトムント不動の中盤に君臨しているベリンガム [写真]=Getty Images

 チャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)セカンドレグが7日に行われ、ドルトムントはチェルシーに0-2で敗れた。この結果、2戦合計スコアは1-2となり、ドルトムントは2シーズンぶりの準々決勝進出を逃していた。試合後、『BT Sport』がドルトムントに所属しているイングランド代表MFジュード・ベリンガムのコメントを伝えた。

 2月15日にホームで行われたファーストレグで、ドルトムントはドイツ代表FWカリム・アデイェミのゴールで1-0と勝利を飾った。2023年に入ってからの公式戦10戦全勝と絶好調の中でチェルシーとのセカンドレグを迎えたが、ドルトムントは開始早々にドイツ代表MFユリアン・ブラントが筋肉系のトラブルで交代となるアクシデントに見舞われる。なかなか試合のリズムを掴めずにいると、43分にはチェルシーのイングランド代表FWラヒーム・スターリングにゴールを許した。後半の立ち上がりにはPKを献上。キッカーを務めたドイツ代表FWカイ・ハフェルツのシュートは右ポストに当たって失敗となったものの、蹴った瞬間に選手がボックス内に入っていたことから、PKがやり直しに。2度目のPKを決められると、ドルトムントはその後得点を挙げることができず、2戦合計1-2で敗退が決まっていた。

 試合後、ベリンガムは「彼らの方がより多くのチャンスを作り、僕らよりも意図的に危険なシーンを作り出すことができていたと思う。スタッツを見たところ、ポゼッションは僕らの方が上回っていたみたいだ。だが、相手に脅威を与える場所でボールを持つことはできなかった」と、スコア以上に内容の部分、特に攻撃面でクオリティが不足していたと主張した。以下のように続け、ホームで得たアドバンテージを最終的な結果に繋げられなかったことを悔やんでいる。

「ホームでの試合を制していたことで、今日の試合を優位に進めることができたはずだと考えると、この結果は非常に残念なことだ。しかし、今夜の彼らは僕らよりも明確にやるべきことが整理された、勝利に値するチームだったと思う」

 また、ベリンガムはハフェルツのPKが蹴り直しとなったシーンにも言及。「僕は1〜2ヤードしか離れていない場所にいた。それでも確証があるわけではない」と前置きした上で、「蹴り直しがあったこと自体は残念だ。ジョークかと思ったよ。どんなPKのシーンでも、キッカーの助走がゆっくりだった場合、1ヤードほどボックス内に入ってしまう選手はいるものだ」と続けた。一方で、「これがゲームなんだと思う。レフェリーの決断に僕らは従わなければならないのだから」とも話し、不満を明かしつつも最終的な決定を受け入れた。

 CLでは敗退となったものの、ドルトムントは現在ブンデスリーガで首位を走るバイエルンと勝ち点で並んでいる。DFBポカールでも準々決勝まで駒を進めており、“国内2冠”も射程圏内だ。欧州での戦いは終わりを告げたものの、ここからは国内のタイトル獲得に頭を切り替え、シーズン終盤戦を戦っていく。

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