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ポルトが首位でCL決勝Tへ! アトレティコは最下位でグループ終了、EL出場権も逃す

2022.11.02

アトレティコはまさかのグループ最下位に [写真]=Getty Images

 チャンピオンズリーグ・グループB第6節が11月1日に行われ、ポルトポルトガル)とアトレティコ・マドリード(スペイン)が対戦した。

 前節終了時点で決勝トーナメントに進出する2クラブが決まっているグループB。クラブ・ブルッヘ(ベルギー)のグループ通過が既に決まった。一方、アトレティコ・マドリードとレヴァークーゼン(ドイツ)はグループ敗退こそ決まっているものの、3位でヨーロッパリーグ(EL)への出場権をかけた最終節となる。

 アトレティコ・マドリードは直近のラ・リーガ第12節カディス戦(●2-3)からスターティングメンバーを4名変更。ジョアン・フェリックス、アントワーヌ・グリーズマンらが先発に復帰した。一方、ポルトは直近のプリメイラ・リーガ第11節サンタクララ戦からスタメン3名を入れ替えてこの試合に臨んでいる。

 試合は開始早々に均衡が破れる。5分、右サイドで高い位置を取ったペペーが内側に切り込み、背後のスペースへスルーパス。反応したエヴァニウソンが中央へ折り返すと、最後はメフディ・タレミが無人のゴールへ押し込む。ポルトが先手を取った。

 その後もポルトがチャンスを作り続け、13分にはウェンデルソン・ガレノが決定機を迎えたが、ここはGKヤン・オブラクがゴールを許さない。続く24分には、左サイドのロングボールにガレノが反応し、深い位置に侵入。マイナスへ折り返すと、走り込んできたステファン・ユースタキオが右足で流し込み、ポルトがリードを広げた。前半はこのままポルトの2点リードで終了している。

 後半に入るとアトレティコ・マドリードも徐々にチャンスの数を増やしていく。59分にはジョアン・フェリックスがペナルティエリア手前から右足を振り抜くも、シュートはGK正面へ。68分にはボックス手前でロドリゴ・デ・パウルの触ったボールがスペースへ流れると、抜け出したグリーズマンが左足で強烈な一撃を突き刺すも、オフサイドの判定でゴールならず。

 後半アディショナルタイム、アトレティコ・マドリードは左コーナーキックがオウンゴールを誘発して1点を返したものの、反撃はここまで。試合はこのままタイムアップを迎え、アトレティコ・マドリードは今季のCLをわずか1勝で終えることとなってしまった。

 裏で行われているレヴァークーゼンとクラブ・ブルージュの一戦はスコアレスドローで終わったため、勝利したポルトは逆転での首位通過が確定した。一方、アトレティコ・マドリードはレヴァークーゼンと勝ち点「5」で並んだものの、直接の対戦成績を1分1敗としているため、最下位で今季のCLを終えることが決まっている。

 今後のCLでは、11月7日の12:00(日本時間20:00)に決勝トーナメント・ラウンド16の組み合わせ抽選会が行われる。なお、ラウンド16・ファーストレグは2023年の2月14日、15日、21日、22日に開催される予定だ。

【スコア】
ポルト 2-1 アトレティコ・マドリード

【得点者】
1-0 5分 メフディ・タレミ(ポルト
2-0 24分 ステファン・ユースタキオ(ポルト
2-1 90+5分 イバン・マルカノ(OG/アトレティコ・マドリード

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By サッカーキング編集部

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