決勝ゴールを決めたクルゼフスキ(右) [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・グループH第3節が行われ、ゼニト(ロシア)とユヴェントス(イタリア)が対戦した。
前節チェルシーに勝利し、開幕から2連勝しているユヴェントス。この日は敵地でゼニトと対戦すると、自陣からカウンターを狙う相手に苦戦を強いられる。18分には自陣でボールを失った流れから、最後はクラウジーニョに強烈なミドルシュートを浴びると、なんとかヴォイチェフ・シュチェスニーがセーブして難を逃れた。前半はゼニトの堅い守備を前に、このまま決定機を迎えることなくハーフタイムへと突入する。
後半に入り51分には、アルバロ・モラタの絶妙なスルーパスからウェストン・マケニーが抜け出してゴールに迫るも、これはGKのセーブに阻まれる。74分には、左サイドのマッティア・デ・シリオのクロスに再びマケニーが合わせるも、ゴール前でのヘディングシュートははわずかに枠を捉えられない。
攻撃に変化をつけたいユヴェントスは、終盤にかけてモイーズ・キーンやアーロン・ラムジーらも投入。すると迎えた86分、デ・シリオが再び左サイドから正確なクロスをあげると、中央で待っていたのはデヤン・クルゼフスキ。上手くフリーとなって頭で逸らすと、ボールはファーポストに当たってゴールへと吸い込まれた。
試合はこのまま終了。値千金のクルゼフスキの決勝ゴールで勝利したユヴェントスは、今大会3連勝を達成した。
【スコア】
ゼニト 0-1 ユヴェントス
【得点者】
0-1 86分 デヤン・クルゼフスキ(ユヴェントス)