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リヴァプールが打ち合い制し10人のアトレティコに勝利…南野は出番なし

 チャンピオンズリーグ(CL)・グループB第3節が19日に行われ、アトレティコ・マドリード(スペイン)とリヴァプール(イングランド)が対戦。リヴァプールのMF南野拓実はベンチスタートとなっている。

 黄色いユニフォームに身を包んだリヴァプールは8分、アンドリュー・ロバートソンのクロスがファーに抜けるとモハメド・サラーにボールが渡る。サラーはそのまま右サイドからドリブルで中央に切り込んでそのまま左足のシュートを放つと、ボールはジェームズ・ミルナーに当たってコースが変わり、ゴール左に吸い込まれた。

 続く13分、リヴァプールは相手DFのクリアボールに反応したナビ・ケイタがダイレクトシュートでゴールを狙う。外回転のかかった強いシュートはゴールネットを揺らしてリヴァプールが早くも追加点を挙げた。

 アトレティコは20分、ショートコーナーからトマ・レマルが左サイドの深い位置をドリブルで切り開くと、レマルのクロスはファーに抜ける。コケがそれを拾うと低い弾道のシュートを放ち、最後はアントワーヌ・グリーズマンがコースを変えて1点を返した。

 28分には、グリーズマンがDF裏に抜け出してGKと1対1の決定機を迎える。しかしGKアリソンを前にゴールラインを割ることはできなかった。それでも34分、ジョアン・フェリックスが相手選手に囲まれながらも、中央のグリーズマンにパスをつける。最後はグリーズマンが決めて前半のうちに2点差を追いついた。

 しかし52分、競り合いで足を高く上げたグリーズマンが一発退場。前半で追いついたアトレティコは数的不利での戦いを余儀なくされることとなった。

 するとアトレティコは76分にPKを献上。リヴァプールはサラーがキッカーを務めると、GKの逆を突いて勝ち越しゴールを決めた。

 それでも81分、今度はアトレティコがPK獲得の笛。しかしオンフィールドレビューの結果、ファウルは取り消されてアトレティコに得点のチャンスは訪れなかった。

 試合はそのまま終了し、前半こそ打ち合いの展開になったものの、後半は数的優位のリヴァプールが1点を追加して3-2で勝利した。

【スコア】
アトレティコ・マドリード 2-3 リヴァプール

【得点者】
0-1 8分 モハメド・サラー(リヴァプール)
0-2 13分 ナビ・ケイタ(リヴァプール)
1-2 20分 アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリード)
2-2 34分 アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリード)
2-3 78分 モハメド・サラー(PK/リヴァプール)

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