ドルトムントとラツィオはドロー [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第5節が2日に行われ、ドルトムントとラツィオが対戦した。
3勝1敗で首位のドルトムントと勝ち点1差で2位につけるラツィオによるグループFの頂上決戦。前回対戦の第1節ではラツィオがホームで勝利していた。ドルトムントは今季CL全4試合で計6得点を挙げているアーリング・ハーランドがハムストリングを痛めて負傷欠場。ラツィオはチーロ・インモービレが先発出場で古巣対決となった。
前半はお互いにチャンスを決めきれずに膠着状態が続いたが、終了間際の44分にドルトムントが先制に成功する。ラファエル・ゲレイロがペナルティエリア前左のジョバンニ・レイナに縦パス。レイナは中央へつなぐと、トルガン・アザールがダイレクトでエリア内へパスを送る。そこに走り込んだゲレイロがワンタッチで仕留めて先制ゴールを奪った。
1点ビハインドで折り返したラツィオは67分に反撃が実る。セルゲイ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチがエリア内ギリギリでニコ・シュルツに倒されてPKを獲得。このPKをインモービレがゴール左隅に沈めて同点ゴールを挙げた。
その後はお互いチャンスを作るが、スコアは動かず。ドルトムントは86分にジュード・ベリンガムがミドルシュート、ラツィオは87分にインモービレがエリア前のこぼれ球をダイレクトで叩いたが、どちらも得点には結びつかなかった。
試合はこのまま終了。ドルトムントはホームで勝ちきれなかったものの、勝ち点1を積み重ねて3シーズン連続の決勝トーナメント進出を決めた。次節は12月8日に行われ、ドルトムントはアウェイでゼニトと、ラツィオはホームでクラブ・ブルージュと対戦する。
【得点者】
1-0 44分 ラファエル・ゲレイロ(ドルトムント)
1-1 67分 チーロ・インモービレ(PK/ラツィオ)