バイエルンに歴史的大敗を喫し解任が噂されるキケ・セティエン [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝バイエルン戦の大敗を受け、バルセロナを率いるキケ・セティエン監督がコメントした。14日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
決勝トーナメント1回戦でナポリを倒し、ドイツ王者・バイエルンとの準々決勝に勝ち進んだバルセロナ。一発勝負で行われたこのラウンドは、立ち上がりのチャンスをモノにしてバイエルンが先制すると、直後にオウンゴールでバルセロナが追いつく。しかし試合はここから一気にバイエルンの一方的な展開となり、最終的にスコアは2-8で終了。バルセロナは敵の猛烈なプレッシングの前に不用意な形でボールを失い続け、バイエルンの繰り出す鋭い攻撃を止める術も持たなかった。
タイムアップ後、ショッキングな敗戦を受けてバルセロナのセティエン監督はこのようにコメントした。
「今は、私が率い続けるのかどうかに関して考えるのは早すぎる。それは私次第ではないんだ」
「今は私の未来に心配はしていない。だがこれはクラブやファンにとってとても痛い敗戦だ」
「このようなことが起こったとき、監督の信頼というものは減ってしまうものだと知っている」
「私たちは敗北をありのままに受け入れなければいけない。我々はとても良いチームに敗れた。最初の数分を除き、残りの時間は明らかに我々よりも彼らの方が良かったんだ」」
この試合後、一部メディアはセティエン監督の解任は確実だと報道。今夏のバルセロナの指揮官に関する決断に、大きな注目が集まる。