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ニャブリだけじゃない…!? アーセナルが放出を後悔しているかもしれない選手たち

元アーセナルの選手5名を紹介 [写真]=Getty Images

 10月1日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第2節で、バイエルンのドイツ代表MFセルジュ・ニャブリがトッテナム相手に4ゴールを挙げる活躍を見せた。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』によれば、CLで1試合4ゴールをマークしたのは史上12人目。2015年12月に、当時レアル・マドリードに所属していたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが達成して以来の快挙となる。

ニャブリ

[写真]=Getty Images

 そんなニャブリは、アーセナルOBとしても知られている。16歳で入団して以降、将来を嘱望されていたが出場機会に恵まれず、2016年に退団。翌年からバイエルンに籍を移すと、1年間のレンタル生活を経て、今では主力の一人となっている。今回の活躍を受けて、アーセナルファンの間では「手放すべきではなかった」といった声もあがっているようだ。

 アーセナルでは十分な輝きを放てなかったものの、新天地でブレイクを果たした選手はニャブリだけではない。今回は、アーセナルが放出を後悔しているかもしれないプレーヤーを5名ピックアップして紹介する。

■ヴォイチェフ・シュチェスニー

シュチェスニー

[写真]=Getty Images

現所属クラブ:ユヴェントス
生年月日:1990年4月18日(29歳)
国籍:ポーランド
ポジション:GK

 10代でアーセナルに入団し、2011-12シーズンからトップチームのレギュラーの座を獲得。2013-14シーズンには、プレミアリーグのゴールデングラブ賞を獲得するなど確かな実績を残した。
 一方で凡ミスが頻発し、安定感の欠如から評価を下げると、2015年夏にローマへレンタル移籍。ペトル・チェフの加入によって居場所がなくなったため、イタリア行きを選ばざるを得なかったのだ。
 しかし、“GK大国”で眠っていた才能を開花させることになる。ローマでGKのイロハを学び直すと、2年前に王者ユヴェントスへ移籍。昨シーズンは、“ジャンルイジ・ブッフォンの後継者”として正GKを務め、セリエA史上初の8連覇に貢献した。まさかシュチェスニーがあのユヴェントスの守護神になろうとは――アーセナルファンはそんな気持ちに違いない。

■ウカシュ・ファビアンスキ

ファビアンスキ

[写真]=Getty Images

現所属クラブ:ウェストハム
生年月日:1985年4月18日(34歳)
国籍:ポーランド
ポジション:GK

 同胞の後輩シュチェスニーほどではないにせよ、ファビアンスキもアーセナル退団を機にキャリアを安定させることに成功した選手の一人だ。
 2007年から2014年まで在籍したアーセナルでは、“第2GK”以上の存在になることはできず。7年間で出場したリーグ戦は32試合だった。しかし、「ファーストチョイスのGKになりたい」と希望して移籍したスウォンジーでは、1年目からリーグ戦37試合に出場すると、在籍4年間で公式戦150試合に出場。確かな実力者としての評価を勝ち取った。
 昨年夏にウェストハムに加入し、ロンドン帰還を果たすと、昨シーズンはプレミアリーグ最多のセーブ数を記録。“ハマーズ”の守護神として君臨し、ファンが選ぶクラブ年間最優秀選手にも輝いた。

■カルロス・ベラ

ベラ

[写真]=Getty Images

現所属クラブ:ロサンゼルスFC
生年月日:1989年3月1日(30歳)
国籍:メキシコ
ポジション:FW

 FIFA U-17ワールドカップ ペルー2005で優勝を果たし、同大会の得点王という肩書きを引っ提げてアーセナルに加入したベラ。しかし、イングランドの水が合わなかったのかレンタル移籍を繰り返し、2012年夏にレアル・ソシエダへ完全移籍を果たした。
 リーガ・エスパニョーラでは200試合以上に出場。クラブの年間最優秀選手に2度輝くなど中心選手として活躍すると、昨年1月にメジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルスFCへと移籍した。
 MLSでは、2018年シーズンにリーグ戦14ゴール13アシストを記録。今年1月にはバルセロナ移籍の可能性が取り沙汰されるほどだった。三十路となって迎えた2019シーズンはさらに凄まじい結果を残しており、開幕33試合で31ゴールをマーク。あのズラタン・イブラヒモヴィッチ(29得点)を上回って得点ランキングのトップに立つなど、キャリア最高のパフォーマンスを披露している。

■ドニエル・マレン

マレン

[写真]=Getty Images

現所属クラブ:PSV
生年月日:1999年1月19日(20歳)
国籍:オランダ
ポジション:FW

 今シーズン、日本代表MF堂安律が所属するPSVでセンセーショナルな活躍を見せているマレンも、アーセナルが手放した逸材の一人だ。
 アヤックスの下部組織で育ったマレンは、2015年夏にアーセナルに加入。同クラブのレジェンドであるティエリ・アンリ氏やデニス・ベルカンプ氏に憧れていた少年にとっては念願の移籍となった。2017年7月にはトップチームのプレシーズンツアーにも帯同。将来のエース候補として期待され、真のブレイクは時間の問題と思われた。しかし、その翌月にPSVへの電撃移籍が決定。当時、ファンの間では「アレクシス・サンチェスの売却よりも酷い」という声もあがったという。
 迎えた今シーズン、PSVの“背番号9”を託されたマレンはエールディヴィジで開幕8戦8発と大爆発。9月のドイツ代表戦では、A代表デビュー戦にして初ゴールを叩き出し、一躍世界中の注目を集める存在となった。
 それでもマレンはまだ20歳。アーセナル復帰の可能性も十分にあり得るが、果たして“買い戻し”はあるのだろうか。

■イスマエル・ベナセル

ベナセル

[写真]=Getty Images

所属クラブ:ミラン
生年月日:1997年12月1日(21歳)
国籍:アルジェリア
ポジション:MF

 今夏開催されたアフリカ・ネーションズカップ2019で、アルジェリア代表を29年ぶりの優勝に導くとともに、大会MVPにも輝いたMF。彼もまたアーセナルの下部組織出身で、入団初年度の2015年10月にはリーグ・カップでトップチームデビューを果たした。
 しかし、アーセナルでの出場はこの1試合に留まり、2年前に移籍したエンポリで大ブレイク。セリエA昇格に貢献すると、今夏には1600万ユーロ(約19億円)の移籍金でミランへのステップアップが決まった。アーセナルはベナセルを優先的に買い戻せるオプションを有していたが、これを行使せず。エンポリはこの取引で1500万ユーロ(約18億円)近くの利益を得たとされる。
 マテオ・ゲンドゥージやルーカス・トレイラ、さらにはジョー・ウィロックなど、アーセナルの中盤には好選手がひしめきあっているため、たとえベナセルが復帰したとしても出番に恵まれなかった可能性は十分にある。しかし、これもタラレバに過ぎない。クラブは賢明な選択をしたのか、あるいは再び後悔することになるのか。数年後にその答えが明らかとなる。

(記事/Footmedia)

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