2019.09.14

真のワールドクラスへ…CLに挑む10人のヤングスターたち

[写真]=Getty Images
「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

 欧州最強クラブを決めるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージが17日に開幕する。


 例年、優勝争いとともに話題となるのが若手選手の活躍だろう。昨シーズンは、チームの平均年齢が25歳に満たないアヤックスが大躍進。若い力でレアル・マドリードやユヴェントスといった強豪を撃破したことは世界中で大きな話題となった。さらにその他のクラブでも、トップチームデビュー間もない20歳前後のヤングタレントたちが数多くブレイク。若手大豊作のシーズンだったと言える。

そこで今回は、今シーズンのCLで要注目の若手選手たちをピックアップ。真のワールドクラス入りを目指す逸材から、CLデビューが楽しみな有望株まで、10人のプレーヤーを紹介する。

写真=ゲッティイメージズ

マタイス・デ・リフト

マタイス・デ・リフト
ポジション:DF
生年月日:1999年8月12日(20歳)
国籍:オランダ
所属クラブ:ユヴェントス

“欧州若手No.1センターバック”の評価を確立した俊英が移籍先に選んだのは、“守備の国”イタリアで絶対的な地位を築くユヴェントス。環境は申し分ないが、パートナーを組むはずだったキエッリーニが長期離脱を余儀なくされ、かかる期待と重圧はさらに大きくなった。8550万ユーロ(約102億円)という高額な移籍金に見合う働きを見せて、クラブにビッグイヤーをもたらすことはできるだろうか。

ジョアン・フェリックス

ポジション:FW
生年月日:1999年11月10日(19歳)
国籍:ポルトガル
所属クラブ:アトレティコ・マドリード

今夏の移籍市場最高額となる約150億円でベンフィカからアトレティコ・マドリ-ドに加入した“ポルトガルの至宝”。昨季はヨーロッパリーグで大会最年少ハットトリックを樹立したが、今季は欧州最高峰の舞台で真の実力が試される。同胞の先輩クリスティアーノ・ロナウドのように“CLに愛される男”になれるのか、それとも有望な若手で終わるのか。その一挙手一投足に注目が集まる。

トレント・アレクサンダー・アーノルド

トレント・アレクサンダー・アーノルド
ポジション:DF
生年月日:1998年10月7日(20歳)
国籍:イングランド
所属クラブ:リヴァプール

昨季はプレミアリーグで12アシスト、CLではチームトップの4アシストを記録。“アンフィールドの奇跡”を呼び込んだ、あのコーナーキックは世界中のサッカーファンに驚きを与えた。サイドバックでありながら、ゲームメーカーでもあり、クロッサーでもある。王者として迎える今シーズンも“クロップ・サッカー”の申し子として、攻撃に守備に奔走することだろう。

フレンキー・デ・ヨング

デ・ヨング
ポジション:MF
生年月日:1997年5月12日(22歳)
国籍:オランダ
所属クラブ:バルセロナ

今夏、バルセロナが最も大きな資金を投じて獲得したのはアントワーヌ・グリーズマンだが、バルセロニスタが最も大きな期待を寄せるのはこの男かもしれない。昨季は“アヤックスの頭脳”として、CLベスト4進出に貢献。抜群の戦術眼とゲームメイクで華麗なサッカーを支えた。その再現を望む声は多いが、環境もチーム内での役割も変わるバルセロナでは果たしてどうか。チームの命運を握る選手だ。

カイ・ハフェルツ

ハフェルツ
ポジション:MF
生年月日:1999年6月11日(20歳)
国籍:ドイツ
所属クラブ:レヴァークーゼン

足下の技術が高く、優れたパスセンスを持っていることから「エジル2世」と呼ばれる逸材。昨季はブンデスリーガでキャリアハイとなる17ゴールを挙げ、リヴァプール、バルセロナ、レアル・マドリードなどが獲得を狙っていると報じられた。すでに3シーズン前のCLに出場しており、実績と経験を積んだ今季はさらなる飛躍を遂げる絶好のチャンスだ。

ジェイドン・サンチョ

ジェイドン・サンチョ
ポジション:FW
生年月日:2000年3月25日(19歳)
国籍:イングランド
所属クラブ:ドルトムント

大ブレイクを果たした昨季、ブンデスリーガでは“アシスト王(14アシスト)”に輝いたものの、CLは7試合の出場で1ゴール1アシストと不完全燃焼に終わった。今季もリーグ開幕3試合で2ゴール3アシストと好調をキープし、イングランド代表でも初ゴールをマーク。あとは欧州最高峰の舞台でどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。欧州中のスカウトが注目していることだろう。

ヴィニシウス・ジュニオール


ポジション:FW
生年月日:2000年7月12日(19歳)
国籍:ブラジル
所属クラブ:レアル・マドリード

昨季、欧州王座から陥落したレアル・マドリードにおいて、希望の光となったヴィニシウス。しかし、出場した4試合で無得点と目に見える結果を残せず、本人には悔しさだけが残った。さらに今季は大型補強によって、レギュラー争いが激化。エデン・アザールともポジションを争わなければならない。まだ欧州2年目、19歳になったばかりだが、勝負の時を迎えている。

ドニー・ファン・デ・ベーク

ドニー・ファン・デ・ベーク
ポジション:MF
生年月日:1997年4月18日(22歳)
国籍:オランダ
所属クラブ:アヤックス

デ・リフトやデ・ヨングが退団した今季、アヤックスのリーダーの一人として期待されるのがファン・デ・ベークだろう。豊富な運動量を活かしてピッチ上のいたるところに顔を出し、相手守備陣を混乱に陥れる。その存在価値の高さは、今夏にレアル・マドリードやマンチェスター・Uが獲得に乗り出したことからも証明されている。“昨季以上”は高すぎる目標だが、大躍進の再現には不可欠な存在だ。

ファビアン・ルイス

ファビアン・ルイス
ポジション:MF
生年月日:1996年4月3日(23歳)
国籍:スペイン
所属クラブ:ナポリ

欧州で今、最も旬な若手タレントの一人だ。今年6月に開催されたUEFA U-21欧州選手権2019では、2ゴール3アシストを記録してスペイン代表の優勝に貢献。大会MVPにも輝いた。ナポリ加入1年目だった昨季は、グループステージ最終節でリヴァプールに敗れて敗退。しかし、今季も同グループに入り、リベンジの舞台は整った。欧州王者からの勝利、そしてナポリの決勝トーナメント進出のためにはこの男の活躍が欠かせない。

タミー・アブラハム

タミー・アブラハム
ポジション:FW
生年月日:1997年10月2日(21歳)
国籍:イングランド
所属クラブ:チェルシー

フランク・ランパード監督が就任した新生チェルシーで“9番”を背負う長身ストライカー。開幕前には荷が重いと思われたが、プレミアリーグ第4節終了時点でチーム最多の4ゴールを挙げるなど、新エースに名乗りを上げた。キャリア初挑戦となるCLでも持ち前の得点感覚を発揮して結果を残せば、イングランド代表入りも見えてくる。

(記事/Footmedia)

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